いわゆる命題的態度については、フレーゲ以来多くの考え方が提唱されてきました。
とくに外延性を貫こうとする立場では大きい問題になり、フレーゲやクリプキはこれに関してパズルを発表しています。

その一方、世界内存在を現存在の構造とみるハイデガーの立場では、現存在の存在の意味を時間性と解釈し、疎外された精神としての自然の概念とするどく対立しており、超越論的還元によっても弁証法的止場によっても修復の見込みはありません。

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