現代漫画の最高傑作なんて、どこに重点置いて評価するかによるだろ

寄生獣は一般人の生活の範囲内で終わったから良かった
評論家に評価されるより読者に考えさせたい作品なんじゃないの
研究だの軍隊組織だのに主体的に関わらない主人公っていう一人の人間の感情を追って
家族や恋人という社会の最小単位に留めてあるから入り込みやすい
基本的に一高校生の行動範囲内の物語だから、寄生生物の起源も行く末も解明されなくていい
スケールが大きすぎると、説教臭さ≒メッセージ性は読者の身近から遠ざかると思う

こういうアプローチの仕方、読者の視点との近付け方もあるというだけの話
壮大さやパラサイト事象の決定的終着点がほしい人とは合わなくて当然