G.F.P フィーナブラックがなんやかんや語るスレ
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初めましてあんた誰?
あたしは株式会社 幻影が自社プラモ製作企画を立ち上げた末
CF(クラウドファンディング)による皆さんのあたたかい支援によって発売に至った
G.F.Pシリーズ2番目の女ことフィーナです!
現在、amazonや駿河屋、ホビーサーチなどの通販サイトで
通常版と限定版の2種類が販売されているの
ここに颯爽とやって来た黒い色のあたしは限定版!通常版は海のように青いわよ
G.F.Pシリーズは現在まで一般販売されているのは全部で4つってところね
同時発売されたナンバー01のマリーの方も同様に通常版と限定版が出ているのよ
もしよかったらチェックしてみてね!
出来れば買ってほしいんだけれど…まっ、無理強いしづらい値段設定だからね @バンダイ/フィギュアライズスタンダード 孫悟空
シールによる補完箇所:靴の赤いライン、口の中の赤(舌部分)
成型色では設定色と違う箇所:靴紐、ソール部分ほか
これも相当楽!組んだだけでほぼアニメ通りの孫悟空になるってレベル!
出来は可動面や造形を見ても値段通りの価値は確実にある筈なのに、売れ行きが
どうにもよくない感があるのよね…これが90年代に発売されていれば、と思わずにはいられないわね
さて、塗装で補えばいい部分と言えばまず、上のシール補完がなされる部分
面積が少ないし、口は奥まった部分、靴のラインは出っ張っているので、はみ出しても
うすめ液をつけた綿棒なんかで楽に拭き取れるわよ
次に続くわ! フィギュアライズスタンダード 孫悟空の部分塗装ポイントについての続き!
成型色では再現されていないのが靴紐!こちらは黄橙色が正解なんだけれど
思いっきりオレンジ色のランナーなのね
それから靴の裏、ソールに関しても違うわ!こちらもオレンジ色のパーツで、薄茶色が正解
これが気に入らない場合は任意で塗装しちゃいなさいって感じね
どちらも塗装面積で言えば大した事がないから、パパッと塗装出来るでしょ
ほか、っていうのは…説明書を見ると、悟空のリストバンドやアンダーシャツといった青色が
実はそれぞれ塗装の為のカラーガイドを見ると、違う青を使っているのよ
でも、アニメの悟空見ても青い部分がそこまで別な色使われていたっけ?同じ青でもいいじゃん
と思えるようだったら、青に関してはスルーしちゃっても大丈夫
はっきり言って青い部分が全部同じ色合いの青でもまぁったく違和感ないわよ!安心なさい!
最後に、髪パーツについて
フィギュアライズスタンダード 孫悟空はスーパーサイヤ人Var.と通常の黒髪のものがあって…
あ、スーパーサイヤ人3とか4もあったっけ
とりあえずここでは金髪の孫悟空に限定して…髪のパーツがね、金色っぽさのあるだけのランナーなのよ
だいぶプラスチック感があって、見慣れたアニメ画と見比べると違和感が出てくるかも知れないわ
いつもの黒髪でもいい人は通常版を選ぶ事を薦めるわよ!黒髪の黒ランナーならプラスチック感が
金髪よりは少ないからね Aコトブキヤ/フレームアームズ ワイバーン
シールによる補完箇所:なし
成型色では設定色と違う箇所:ふくらはぎ横のスラスター部
フラガラックのクリアパーツ付け根の丸い部分ほか
これはかーなーりオススメ!フレームアームズは結構長い事続いている、コトブキヤプラモの
裏の主力とも言えなくもないシリーズなんだけれど…ヤマダ電器みたいな大手の玩具コーナー
程度じゃ並んでいるのをまず見かける事がないって言っていい程認知度が低いわ
それはさておき!このワイバーン、足りていない色の部分がほんっとに少ないの!
元々の機体の設定カラーが非常にシンプルっていうのもあるんだけれど、パーツ分けに関しても
実によく出来ていて、パッケージを見てもじっくりとよく見なきゃ足りていない部分が
分からないレベルよ!ふくらはぎのスラスター部分はモールド通りに長方形の黒を塗ればいいだけ
フラガラック(※手持ちのブレード付き銃の名前)についても武器と同じガンメタリックを
ブレード付け根の○の部分を塗るのみ!すっごく面積が小さいし苦労もしないわよ
っていうか、目立たないし気にしない人は塗らなくてもいいかもね
次に続くわ! フレームアームズ ワイバーンの続きよ!
それ以外だと、ボディ各部に空いているハードポイント穴の内部が黒くなっているわね
ここも気になるようだったら、片っ端から穴の内部を黒で塗ればよし!大した手間はかからないでしょ
あとは、個人的な好みで顔のカメラアイに相当する部位をメタリックグリーンなんかで
塗っておいてもいいわね!まーカメラアイがやや奥まっていて、目が光っている風にしたいんでも
なければここも手を加えなくても気になる程じゃないでしょ!!
で、このワイバーン、部分塗装に関しては困る事はないんだけれど…
気をつけたいのが多くのコトブキヤプラモによくあるパーツの合いがきつい箇所があるところね
ワイバーンで言えば、二の腕にはめるオレンジ色のパーツがフレームに押し込む時に
白化しやすいから、完全にパーツの下になっちゃう二の腕のフレームを少しヤスリで削ると
はめ込みやすくなる上に白化も防げるわよ
ちなみにワイバーン及びフレームアームズ全般はガンプラよりも値段的には高いわね
サイズは大型MSのHGのガンプラくらいはあるのよ
ロボットプラモが好きな人には一度はラインナップを見てもらいたいわ …
今気が付いたわ
名前の横にHappyBirthday!なんて出てるじゃないのよ…なんのこっちゃ? ここからはちょっと前に発売された、塗装の手間が少ないおすすめプラモをさらっと紹介よ!
Bバンダイ 1/35 メカニックコレクション紅蓮弐式
これも相当に素組みに適したプラモね!塗装必要箇所はカメラアイ部分と
呂号乙型特斬刀付き持ち手のたった二つのみとなっているわ
前者はシール補完が唯一されている部分で、後者はバンダイにしては珍しく手の抜いた
武器とハンドパーツ一体型のパーツなの
これの部分塗装はちょっと厄介だけれど…そこ以外の色分けは完璧!
しかも表面がツヤツヤしているグロスインジェクションキットなので、素組みが映える仕様ときているわ!
可動面に関しても及第点はあげられるし、実はかなーりいい物よ Cコトブキヤ 1/144 ラインバレル モードB
これは…設定色が足りていない部分なんかあったかしら?
元々が一部パーツが塗装済みなのに、機体が真っ黒になった事で色分けが少し簡素化されて
これといった塗装要らずの素組み上等プラモとなっているわよ
普通にパーツ切り離して説明書通りに組んでいくだけで、漆黒のラインバレルが手元に
やってくるわ!ただ、プロポーションや色分けはバッチリなんだけれど…可動範囲は
そんなに広くはないし自立も難しい、ポリキャップの構造的に少し動かしているだけで
ダメになりやすい部分があったりと、動かす事に関してはイマイチね
アニメのファンの人にしかおすすめ出来ないわ 予想通りというか、紹介している物はバンダイとコトブキヤ製ばっかりね!
キャラクタープラモデルで多く見かける機会があるのはまずこの二社だろうしね
一応アオシマなんかも昔からひっそりと頑張ってはいるものの、バンダイ一強のこの時代じゃ
なかなか売り場に置かせてもらえないみたい…
80年代の頃はそうでもなかった、かしら? さて、素組みでもヨシ!シールに頼らず部分塗装で済ませるにしても手間がかからなくてヨシ!な
プラモをピックアップして紹介してみたものの、バンダイもコトブキヤも
組んだだけで設定色通りになるプラモはずいぶんと出してくれているのよね
バンダイならRGやMGのシリーズ、コトブキヤはスーパーロボット大戦OGシリーズの中には
だいぶパーツ分けによる色の再現を果たしたプラモがあるの
パーツ分けが優秀になってきて、組んだだけで設定と同じカラーリングになってくれる今の時代の
プラモデルを買える事は幸せであり、恵まれているんだと私は思うわよ! 次は子供向けは逆に罠!?
ここがダメだよ低年齢向けプラモについて語っていく事にしましょ!
安くて組みやすいゆえの欠点とは何かしらね? と、いうわけでチビッコ用プラモデルの長所と短所でも話していくわ
まずここで言うチビッコ向けのプラモは…
・主なターゲットは幼稚園児〜小学校高学年程度
・アニメ化もしている
・食玩も出ている
この三つを満たしている、原作つきプラモに絞っていくわね
そうなると出てくるのは… *SDガンダム *ダンボール戦機 *妖怪ウォッチ
そしてこれらのプラモを発売しているのは、そう!バンダイね
基本的にバンダイ製プラモの話になっちゃうわねこれ
さてさて、この三種の低年齢層に向けて発売されたプラモデルの共通点というと! バンダイの子供向けプラモはこうなってるよ
・安い(1000円以下で買えるものが多い、ダンボール戦機は1000円以上からになっているが…)
・パーツ総数が少なく、作りが大味かつ簡素
・色分けはシール補完に頼るところが多い
・接着剤はもちろん、道具も不要(道具不要に関しては一部に例外アリ)
コストを抑えて買いやすくしつつ、パーツをシンプルに大きくして
安全品質で作りやすいプラモスタイルを確立しているってわけ!
…と言えば、聞こえはいいわね
実際は… 実はこんなだSDガンダム、ダンボール戦機、妖怪ウォッチのプラモ
・低コストゆえ肉抜き穴が多い(キャラクターの腕や足にはよくある)
・色分けはソール頼みでそれでもまず補完されきってない場合多し
目などの部分にモールドがなく、塗装派に厳しい箇所も珍しくない
・設定色では複雑な色分けをしている部分など基本的にシール構成
しかもパーツ分けが少ないから塗装派に厳しい戦いを強いる構造になっている物もある
一言で言えば…
塗装派にとってはまるで優しくないのよね、これらは SDガンダムはBB戦士やネクスエッジが塗装派にとってレベルの高い塗り分けを
要求されるキットが多いわね
ダンボール戦機もデクーみたいな相当シンプルな見た目と色のLBXじゃないと
ほんと厳しい事になってるわ
妖怪ウォッチは…一応、上の二作品よりはいくらか部分塗装はしやすい感じのが多いかしら
あとバンダイ製の子供向け作品のプラモと言えばもう一つあったわ!
それがマジンボーン!覚えている人いるかしらね、これ マジンボーンはアニメの方がコケたのやら、プラモに関しても各所で投げ売られていた模様…
未だにアマゾンなんかでも余裕で1000円以下で買えちゃう有様だしね
マジンボーンのプラモも先に紹介した三作品の物と長所は一緒!
軒並み1000円で買えて、道具不要で作れて、色分けはシールで対応しているわ
もちろん塗装派にとっては全く優しくない派手な配色のものばかりよ!
基礎フレームに外装パーツをつけていき、完成させる方式だから意外に動いてくれたり
安いなりに頑張ってる感じが見受けられるんだけれどね… 子供向けアニメ作品のプラモデルと言えば、二つの意味で結構マイナーなところも
あるのよね
テンカイナイトのプラモデルがfigmaなんかでおなじみ、マックスファクトリーから
発売されていたわ!出ていたのは主人公機とカラバリのライバル兼仲間の同型機の
二種のみ!これがもう…塗装派にも素組み派にも、アニメを観ていた子供層にとっても
厳しいものだったそうよ! 色分けはそれなりに頑張りつつも複雑な箇所はやっぱりシール、造形は及第点でも
まったくもって動かすに適していないと散々だったと聞いているわ
それだったらいろいろ思い切った作りの組み立てブロック玩具版を買った方がいいと
言わんばかりのね!バンダイが発売していたら、可動面においてはそんな事には
ならなかったでしょうに… マイナーな作品のプラモデルと言えば!
最近、マクロスとコラボしてバルキリー娘のプラモデルをちまちまと発売しているアオシマが
まさかの同人誌作品のキャラクターのプラモデルを一般販売していたのよね
一体何をどうしたのよ本当に!?と思ったものだわ 確か、ごきチャって言ったわね
チャバネゴキブリの擬人化したキャラクターの日常を描いた同人誌があって
その主人公格のキャラクターがごきチャだったかしらね…
いやいや、それにしたって前代未聞よね同人誌が出展のキャラクターを一般販売でってのは
アオシマと言えば昔っから妙ちきりんなプラモを出している事で知られているメーカーでは
あったけれど…とんでもない冒険をしたものよね全く そうそう、キャラクタープラモデルと言えば最近はめっきり聞かなくなったところがあったわね
フジミってメーカーが初音ミクや侵略!イカ娘をディフォルメしてプラモデル化していたのよ
初音ミクと言えば、現在だからこそコトブキヤとバンダイがプラモにしたんだけれど
この二社よりも先に実現しているの
キャラクタープラモデル方面でもやっていくつもりだったのかしらね
音沙汰がなくなっている辺り、その方面でのプラモ開発は察して下さいって事? ディフォルメしたプラモデルなら最近またバンダイが展開を始めているわね
ぷちりっつ…頭が大きめでそれなりの等身のある、ちょっと背の高い系のフォルムのやつ
申し訳程度に可動部位があったり、同社のフィギュアシリーズのフィギュアーツminiに
近しいものがあるわね
さしずめ、組み立てるのがぷちりっつってところだわ さてさて、このぷちりっつが始まる前
バンダイはディフォルメ等身のキャラクタープラモデルを発売はしてみたものの
うまくいきませんでした…なシリーズがあるわ
それこそがぷちゅあらいず
展開した作品はラブライブ!サンシャイン!!とガールズ&パンツァーの二作品のみ
結構な値引きしたところを見かける機会が多かったし、あまり売れてなかった様子ね ちょっとどうしてバンダイがプラモデルでやろうとしたのかは謎ね…
どちらも別にパチンコで儲けていて税務署逃れとかそういう大人の事情あっての事じゃ
ないでしょうに
そんな事は置いといて!このぷちゅあらいず、キャラクターの雰囲気を出し切っているとは
言えず、内容的にもあまり良質のプラモとは言い難いものだったわ ラブライブ!以下略の方はフェイスパーツの表情が普通の笑顔しかないし
その表情がなんていうか…作り物感があって一部、若干の怖さを感じなくもなかったり…
付属品がないようなものなのもまずいところだし、いわゆるコンパチ仕様
一箱にメンバー三人のパーツは入っているものの、それが頭部だけなもんで
作れるのは一体のみ!三人揃えたければ三つ買わなきゃいけないという寸法よ!! ラブライブ!以下略の後発となるガルパンのはその辺改善されて、一箱で三人分(or二人分)が作れて
お得!さらに衣装を二種類のうちどちらかを選べてお得!表情も多彩になって替えのフェイスパーツも
作れるようになってやっぱりお得!こちらはなかなか悪くないのよ
ただし、商品展開がなされたのはあんこうさんチームのみ
人気のあるキャラを押さえておけばよかったものを…とにもかくにも、売上げが芳しくないと
シリーズが続かないのも世の常、残念ながら打ち切られてしまいましたとさ…
続いていたら、荒野のコトブキ飛行隊が出てたかも知れないわね ぷちゅあらいずを出していた頃のバンダイはまだまだキャラクタープラモの面では
トータルでそこそこな物を出せていても、顔が対してよくなかったのよね
…っと、少し一休み それでも、フィギュアライズバストやHGすーぱーふみななどでの下積み時代を経て
美少女プラモデルもどーにかこーにかアオシマくらいには追いついてきて…いるのかしら
アオシマの美少女プラモは以前にも話したマクロスのバルキリー娘の事よ
あちらは色分けの面や使っているプラの素材で難があったりするけれど
美少女部分の出来に関してはコトブキヤにも負けちゃいないのよね!
一年以上の開発期間を設けて、満を持して発売しただけあるわ 美少女プラモでもいけると思ったか、バンダイは組み立てるだけで
完成品フィギュアのようになるキャラクタープラモデルを世に送り出そうとしているわ…
あ、フィギュアライズラボってシリーズなんだけどね、実はこれもう一弾目は
とっくに発売済みでamazonやそこらの通販サイトじゃまともな値段で替えなくなってるはずよ
バンダイの元から持っていた業界最高水準の技術力と組み合わさり、他社では
真似出来ない代物を世に送り出しているってわけ!!
…で、それの第二弾が来年くらいに発売するんじゃなかったかしら
ちなみにフィギュアライズラボは無可動よ!無可動はある意味、キャラクタープラモらしいと言えばそうよね ロボットや戦闘機、車両なんかのメカニックじゃなくて組み上げて完成させるのは人間の
キャラクタープラモデルは古の時代は基本的に無稼動だったわね
材質はひょっとしたらレジンもあったかもだけれど
ガンダムのアムロやセイラを出していたバンダイなら普通にプラ製だったはずね
2000年以前ともなれば、色分けなんか期待出来るはずもなく…白とか灰色とかの
一色成型が基本だったわ 昔のプラモ全般が塗装ありきだったのもあるし、多色成型の技術をバンダイ以外も
確立するのはしばらく後だから、あくまで外っ面?だけの物って印象ね
だから古いキャラクタープラモデルは未塗装フィギュアと大差なかったと言えるわ
今でもちょっとマイナーなメーカーが一色成型で色はユーザーのお好みにさせていく
スタイルの物は健在なのよね…いつの時代も一定の需要があるようだわ キャラクタープラモはアニメ作品が殆どだったと言っていいでしょうね
たまに芸能人をコミカルにアレンジして造形したり、全くオリジナルの子供向けアニメにでも
出てきそうな謎キャラなんかがあったりしたけれど、90年代は原作つきアニメ作品なら
まず一年はやる場合が多く、玩具展開にも売れる見込みはあったんでしょうね
あの有名なジャンプ作品にだってプラモデルは存在していたわよ!
それを少し紹介していくとするわね *キン肉マン
特徴…テリーマン&ラーメンマンなどといった二体セット売り
簡素かつ廉価な内容
それぞれ別の色のプラで成型
関節にバーベルみたいなジョイントを仕込んで組み上げていくタイプである程度は可動する
これは…ネット上で検索したら出てくると思うわ
キン肉マンは末永く愛されている作品だし、当時の熱烈なファンの人が未だに所持している
可能性は十分にあるもの
メーカーは不明だけれど…どうせバンダイじゃない? *まじかるタルルートくん
特徴…一色成型の自分で塗装して完成させる無可動置物タイプ
名前はぞっこんコレクションという
作品はともかく、こんなプラモが存在していたなんて当時のジャンプ読者や
アニメ視聴者のみんなは知っていたのかしら?
関連商品である以上、ジャンプで広告が載っていたと思うけれど
こちらもメーカーは不明ね、やっぱりバンダイかしら? *SLAM DUNK
特徴…ディフォルメ等身のカワイイキャラクタープラモデル
桜木花道ら湘北バスケ部を中心としたメインキャラが複数入っているセット品
付属のバスケットボールを飛ばせるギミックつきで、これで遊ぶ事も可能
1000円程度で替える、まあまあお手頃価格
SLAM DUNKのヂフォルメした商品はガチャガチャなんかにもあったのよね
指にはめて遊べる塩ビ人形とか…あれらも当時アニメ効果で一緒に売れていたんでしょーね
プラモデルまで発売されちゃって、さぞかしセールスは絶好調だったんじゃないかしら
毎度おなじみバンダイ製でしょ ジャンプ作品のプラモデルと言えば
今でもフィギュアライズスタンダードで続いてるドラゴンボールなんかも90年代当時に
何かあったかも知れないわね
一応、ガチャガチャや食玩のミニプラなんかでもアクション性を重視した
一色成型のものがあったわよ
というわけで… 番外編のミニプラ
*ドラゴンボールZ
特徴…まず最初にガチャガチャで発売し、その後食玩でも全く同じ金型を使った
ものと思われる同質の品が販売される
アクション性に特化し、軽く15箇所は可動(当時のジャンプの広告にも出ていた)
孫悟空のほか、ベジータのものも存在していた
値段はガチャガチャが200円、食玩版はそれより少し高めだったかも?
ドラゴンボールZのアクションフィギュアやミニプラなんて昔から今までどれ程発売
されていたのか把握しきってる人っているのかしらね
なお、当時高めだった200円のガチャガチャのカプセルに収まりきるだけあって
サイズは小さめ、関節はすぐフニャフニャになったとあたしは予想してる 書き込みがあったかと思ったらひどく語彙が短い上に短絡的で不気味さすら感じる内容ね…
よくある定型文のコピペ?ま、どーでもいいわ
それじゃ、今日は趣向を変えて…性とプラモデルについて語っていこうかしらね
昨今のプラモデル業界、コトブキヤが優れたフォーマットでありながらも
知名度が低く、売れているとは言い難かったプラモデルシリーズのフレームアームズも
スピンオフという繋がりのある新シリーズによって、新たな可能性を提示しつつ
横並びの将来性をユーザーに見出しつつ、同時に知名度アップを果たすきっかけとなった
コンテンツがあるの…それは! フレームアームズ・ガール
これよ!プラモデル業界に美少女をメインとしつつもメカニックや武装によるカスタマイズ要素を
盛り込む事で幅広〜〜〜い各方面のファンを取り込み、今もなおドンドン支持層を増やしている
美少女プラモデルの波をプラモ業界に生じさせた仕掛け人よ!!
第一弾の轟雷からそこそこに当たりつつもどんどん種類を増やしていって、やがてスピンオフではなく
独立した美少女プラモデルシリーズであるメガミデバイスの派生に至ったのも間違いなく
フレームアームズ・ガールの躍進あっての事でしょ!! キャラクタープラモデル業界では美少女モノがヒットすると分かりきっている今、各メーカーが
しのぎを削る状態になっているわ…日本国内はもちろん、中華メーカーまでもが模倣、ゲフゲフン
開発に乗り出してきているの!ブームと言うにはまだ少し規模は小さいかも知れないけれど
どんどん広がっていっているのは確かね
あたしの生みの親の幻影も、この流れがなければプラモ業界に密かに殴りこみをかけなかったと思うのよね
で!そんな近代美少女プラモデル史の裏側にあったものが… エ ロ ス
E R S
健全な美少女プラモしか出していないバンダイならまだしも、コトブキヤに関しては
完全にこれを否定出来ないでしょ…
フレームアームズ・ガールの轟雷のデザインなんか見てみなさいよ
縞々のパンツよ!縞々!ぱんつ!!
説明書にはインナーと申し訳程度の表記があったものの、きっちりとその…便宜上今後も
インナー呼びするとして…柄だけじゃなくインナーのシワの造形や細かなラインみたいな
うっすらと見えるモールドまで刻み込んで…性的なこだわりがなければそんなにやらないだろ!
って部分が多々あるのよね 太ももの上側にしたってそうよ!ヒップラインが映えるようにインナーと組み合わせた場合の
きれいに見える曲線を計算して作られているでしょうし、ガール部分の肌面積の多さ!
同シリーズの次に発売されたマテリアなんか更に股間部分のアプローチをきわどいものに
してきたのよ!!女性らしいボディラインを…とかどこかで言っていたけれどね
作り手がエロさを感じるように考え抜いて作り出したからこそ、ユーザー達もエロいと思ったのよ!
これは否定出来ない事でしょ!! フレームアームズ・ガールのメインビジュアルを担うと言っても過言じゃない
一番最初のデザイナーの島田フミカネ先生の趣向なのやら、氏がデザインを担当した
ガールはおおむねバストサイズは控えめなものの…後にボリュームがあって
納得のいく膨らみが胸元に築かれているのが好きな人、ムチムチの体型を愛する人向けの
デザインのガールも(他のデザイナーによって)生み出されるに至り
多くのニーズ、男性ユーザーの果てしない浪漫と欲求を満たしてくれるようになったわ コトブキヤの美少女キャラクタープラモデルが伸びていった背景には…そう!エロスがあるの!
もちろん、性的な目で見ていない硬派な男性ユーザーだっているでしょ
フレームアームズ・ガールもモチーフになったフレームアームズはどれも近代ロボットアニメ風味の
ヒロイックなデザインもあれば、現実の軍事兵器を参考にゴテゴテした意匠を取り入れた
渋いデザインの機体もあり…メガミデバイスも美少女×武装を謳っている通り
武装にもハードポイントによるカスタマイズ要素や複数の遊び方、装備方法を持たせたり
見た目のかっこよさだけじゃないと思わせる部分が幾らでもあるの
その辺いいバランスで成り立っているわね、さすがだわコトブキヤ
ただ性的な美少女のプラモデルじゃああれ程売れなかったでしょうね 性とプラモデル、後編!
メガミデバイスでは前弾までの質素で手堅い戦う美少女プラモデルでは
一押し足りないと感じたか、朱羅シリーズの発売で一気に攻勢に出たの
するとこの朱羅シリーズが大当たり!和風の武装にギリギリはしたないか否かの
議論で盛り上がりそうな色気たっぷりの素体を採用したこれの異様な売れ行きによって
エロカッコカワイイは強い=今のユーザーに求められているのはボインであると
コトブキヤは確信しちゃったようなのね…メガミデバイスはすっかり貧乳と巨乳が
一緒に発売されるスタイルになったわ
ない方とある方、どちらが売れているかはあたしも知らないんだけれど で、問題はボインが普通にキット化されるようになった現在に至る前!
美少女プラモデル業界は深刻なボイン不足に悩まされていた!?
一応巨乳枠のHGすーぱーふみなは胸元にそこそこの膨らみはあれど
やはりガンプラ、そして当時まだまだ美少女顔が作れなかったバンダイだから
全体的に色気に欠ける有り様…フレームアームズ・ガールもフレズヴェルクが
登場するまで巨乳派には冬の時代だったと言えるわね
そんな時、巨乳を求める人々はどうしたのか?と言うと… 魔改造
結論はこれだったわ!
なに、簡単な事よ…パテを使って胸元のボリュームを自分好みに盛りつけて、これまた
思い描くフォルムに研磨して…塗装して完成
ね、簡単でしょ?
世の中、完成品だろうとレジンだろうとプラだろうといじれるだけの技術と情熱を持っている人は
売られていないもの、手に入らないものがあるとすれば、自分の手を動かして
生み出すの…フロンティア精神もしくはビルダー魂が強いユーザーはそうして冬の時代を
快適に過ごしたのよ 何が彼らをつき動かすのか?そんなもの決まっているじゃない!
欲望よ!
ないものを欲しがるだけじゃなく、自身で築き上げる事が可能な人ってのは
欲しいものがあるという欲求に素直な分、行動原理ははっきりしているし
するべき事を理解しているからこそ強いのよ
その原動力がエロスにあったところで一緒!コトブキヤにしても、ボイン好きユーザーにしても
そうした強い想いを形にしようと一所懸命になったからこそ、良い物を作り出すに至っているの!
だから、プラモデルにエロさを求めるのは間違っている事じゃないし
品のない事なんかじゃ決してないわ!
品がないっていうのは>>63みたいな欲望を口にするしか出来ないバカの事よ!! 余談だけれど…ユーザーが自分で魔改造を施して自分のプラモデルにボイン革命をもたらしている一方
会社を持たず個人で商品を作り、特定の条件下のみで販売している方々はホビーの展示と売買を
行っているイベントに参加した際、魔改造パーツを売っていたりもしているそうよ
その人達の欲深さと熱意も相当なもので、単に胸元のボリュームアップだけのパーツに留まらず…
ま、いろいろ公式では実現しなかった小物や萌えを感じさせてくれる品々を開発、販売して
夢を届けている死の商人(?)もいるって訳よ!
近頃は3Dプリンターなんて便利な物もあるし、より個人での魔改造パーツ開発と製造はやりやすく
なっているんじゃないかしらね そんな感じで、あんまり結びつきそうにない性とプラモデルは
プラモの中にも欲する人、表現したい人、売れると知っているから製作して売る人が
いるからこそ、城や乗り物、ロボットなんかの昔から男性ユーザーにこよなく愛されている種の
プラモがある一方、美少女とエロさ+かっこよさを兼ね備えた今時のプラモも勢力を
伸ばしているんでしょーね
色っぽい女性のプラモデルは何もアニメキャラ調のプラモだけしかないんでもないし…
これからも”性”を感じさせてくれるプラモデルは発売されていくに違いないわ 今時のミニプラって、出来がいいのも増えてきているのは確かだけれど
物価の上昇に伴い、値段もずいぶんと高くなったものよね
戦隊の合体ロボなんかは全部位、もといアソート全て揃えたら2000円なんか軽く超えちゃう
わよね…一番安くて400円くらい?
バンダイのスーパーミニプラに至っては1000円超えてて、もうお手頃価格で
お菓子も入っている食玩としては歪な品物になっていると言えなくもない気がするわ 90年代の頃って最安値の手のひらサイズくらいの最小スケールのものが100円か
200円くらいだったかしら?
全体のパッケージはかなりの縦長で、二つの長方形の箱が組み合わさっているタイプ
で、上側の小箱が玩具部分
下側の大きめの箱にチョコスナックが入ってる形式の伝統になっていた物
これ、ミニプラじゃない消しゴムみたいな玩具が入っていたのもあったのよね ミニプラが入っていた方は主にロボットアニメ系がこれを採用していなかったかしら
サンライズの主なリアルロボット系、勇者シリーズ、それからテッカマンブレードみたいな
変身ヒーローアニメの物があったはずよ
中身は小窓から番号が見えて、その数字に対応した商品が入っているタイプもあれば
外からだと一切中身が分からないタイプもあったり…ま、後者はたくさん買わせる為の
お決まりの売り方よね 食玩のミニプラって一種類だけじゃなかったのよね、90年代当時は
今話した小さくて安い、チョコスナック付きと大きめの箱に相応の大きさのランナーと共に
パーツが入っていてお菓子はガムだけの物の二種が売られているパターンはしばしばあったわ
それだけあの頃は主な販売層の子供達は食玩、いえミニプラに首っ丈だったのかも知れないわね
今はガンダムや戦隊、ライダーでもなければ複数のミニプラや食玩を売るってあんまりないわよ! 突然思い出したミニプラ珍百景
*鉄のラインバレル
アニメ化があって実現したと思わしき、まさかの食玩化!これの放送当時は現在程
BSでの新作アニメ放映が積極的に行われていなかったせいで、放送局と地域の関係上
原作漫画版を読む事は出来ても、リアルタイム視聴が出来なかった人はいたはず
って事で、放送されていない地域で発売しても「何これ?」と思ったユーザーも少なくなかったと
思うのよ…あたしのマスターの住む地区でも未放送で、奇跡的にスーパーに入荷したところが
あったようだけれど、一向に売れないまま100円ショップに流れていき、一箱100円で買えるように
なっているところで初めて存在を知ったんだって
もちろん見た時に品物が減っている(売れている)様子はなかったそうよ
新作アニメがBSで積極的に放映されるようになった今だから、まったくの未放送の地区が
存在するアニメも少なくなってきている近年はこうした現象が起きにくくなっていると言えるわね! 漠然とした答えを求めるのは困難を極めるというものね…
いいプラモデル、そう呼べる条件は何かをちょっと考えていたわ
買い求め易い価格?
パーツ数や精度面を考慮しての作りやすさ?
カスタム性や設定色の再現のしやすさを考え、配慮されたパーツ分け?
キャラクター表現の巧みさ?
こういったものを全て兼ね備えるのは難しいわよね、あまりにも… という訳で一つ一つ考えていきましょ
@価格
プラモデルがいくらが妥当とすべきか…そんなもの分かるわけないじゃない!
種類もボリュームもメーカーも異なればいくらでも変化するものよ!
1000円以下で買えるものはまず子供向け、或いは古くてサイズも小さく
パーツも少ない物になっちゃうわ
そんなものに出来のよさや商品満足度を求めるのは酷よね…
低価格は手軽さと内容の薄さに直結していると言っても過言じゃないわね A作りやすさ
これは単純に説明書通りに作った場合、とするわ
ハセガワみたいな上級者プラモデルだけを発売しているメーカーは
塗装・接着を説明書段階で必須みたいに表記しているから、ここは除外して…
これは廉価の安さに比例している項目ね、何故なら安いプラモデルは決まって
パーツ数自体が少ない!それ故に複雑な組み立てを要求する場合もまずないと
言っていいでしょうね
逆に言えば、高価なプラモデルはそれだけパーツ数が多く、最終的な出来の云々に
関わらず完成までの手間も増すというもの!…ま、バンダイが圧倒的に価格が
軒並み安めなもんだから、他のメーカーがソレより高かったところで
バンダイのプラモと同価格の他のメーカー品の総パーツ数は近いものに
なるとも限らないでしょ!ともかく、面倒なレベルにならない程そこそこのパーツ数で
満足度もそこそこに得られるものをいいプラモと考えるなら
バンダイの場合は3000円以下のプラモが作りやすい…かもね Bパーツ分けの精度
このセクションもまー…価格に比例すると言えばそうなんだけれど物にもよるわね
業界でも高価なプラモデルを出しているバンダイとコトブキヤ、どちらにしたって
そりゃ高価な分パーツ分け=パーツ総数もどんどん膨れ上がっていくけれど
バンダイはメッキパーツを贅沢に使っているプラモはそれだけで価格が随分高騰しているし
片やコトブキヤは元が複雑なカラーリングだったりした場合、毎度おなじみの
一部パーツ塗装も結局はほんの少しに留めておいてデカールで補ったり、結局何もしなかったり…
ハセガワは変に高価なプラモデルは出さず、ユーザーがフル塗装する事を前提にパーツ分けを
している節があるから仮組みした後塗装を施しやすい構造になっている場合が多いらしいわ
素組みで完成させた場合のキャラクター再現度か
塗装や合わせ目消し、デカール貼りなんかの諸々の行程を経てキッチリ仕上げるか
初心者〜中級者か上級者かで基準が変わってくるわね Cキャラクター表現
プロポーションと言った方がいいかしらね!
90年代半ばくらいまでかそれ以前の完成品玩具が一応は頑張りつつもよく度外視していた項目ね
バンダイの場合、ガンプラを例に挙げると高価な物になる程アレンジが加わる傾向にあるわ
それがギミックになる場合も時としてあるものの、大体はフォルムなどビジュアル面に変化を齎しているわね
コトブキヤやハセガワだったらそうした挑戦的な試みは積極的にやらず
あくまで素材にしたものの美しさの表現を徹底しているようで、可動や製作難易度辺りを犠牲にしつつ
徹底してこだわっている傾向があるの
だから、上級者向けキットを発売しているメーカーをよく購入している上級者ユーザーは
この項目を土台にプラモデルの良し悪しを評価するケースが少なくないはずよ!
逆にキャラクター再現度を欲しないユーザーの場合は…別の分野がものを言うわね D流通度合
番外的項目ってところかしらね
一般販売店舗、小売業にとって仕入れやすい品はユーザーにとっても店に並んでいる
ところを見る機会が多くなりやすいという事だから…流通量が多い程評価される訳でもあるわね
いくら作りやすくてプロポーションやコストパフォーマンスに優れたプラモデルがあっても
限定品だったりしたら結局それを入手出来た人にしか理解出来ないもの
国内でシェア面で強いメーカーと言えばもう…バンダイ、あとはタミヤなんかもそうよね
でも、買いにくい・手に入りづらいからってプラモデルの良し悪しに繋げたくはないわね… 結局、いいプラモデルかどうかって買った人が決める事よね
プラモには長所と同時に短所を抱えているものもあれば、長所が短所でもある物だってあるんだし!
それよりも問題は、悪いプラモを手に取らないようにする方が大切よね
大手メーカーにだって重大な欠陥を抱えたまま発売して問題になり
レビューで散々にこきおろされまくった結果、多くの在庫をあちこちで生み出してしまったり…
そういう粗悪品を掴まない為にも、レビューなんかで前評判や感想を確認してみる事をオススメするわ! 「バンダイはよくアレンジを利かせる」
ホビー事業部の意向なのやら、ガンダムのプラモデルではよく見られる現象ね
でも!アレンジ大好き冒険挑戦大好き、わたしはわたしはわたしはバンダイ…は
さすがに一発目(初立体化)からアレンジを利かせてくる事はほぼないと言っていいわ!
…まー、RE1/100ディジェみたいに体型が近代のスリムが好まれる傾向を取り入れて
設定画からは考えられない、シェイプアップしたフォルムにされちゃってるんだけれどね つまり、同じキャラクター出すのに慣れてくると…いえ、それとも客を飽きさせない工夫を
していると見るべきかしら?二つか三つ目くらいにはアレンジを入れてくるようになる訳で…
そうなる前は、比較的設定画に忠実に各部はもちろん全体的なシルエットを再現するよう
努めているって事!
そこで、近年すっかりアレンジの加わった姿が定着し、アニメの中の姿とは
やや赴きが変わりつつあるガンダムの、初期のプラモデルを紹介するわ! 1/100 デスティニーガンダム
アニメ放送時、登場回直後にCMで宣伝されまくっていたあの!1/100スケールの
デスティニーガンダム!後半の主役機……の一機ね
初期のデスティニー(以下、ガンダムは省略とする)のプラモデルは二種類あって
こちらと、コレクション性重視の1000円以下で買える廉価な1/144スケールの物があるの
後者とどちらが発売が先だったかは忘れたしこの際置いておくとして…
1/100デスティニー、今見ると武骨というか、角張っている感あるというか
最近のガンダムゲーなんかでもよく見られるデスティニーがシュッとしてスタイリッシュな
フォルムになっているだけだから、そちらを見慣れていると
1/100の全体像からはスマートな印象は抱かないかなって感じかしらね しかーし!1/100デスティニーはデザイナーである大河原先生の画をそのまま
ガンプラとして立体化したかのような姿だからこそ、武骨さが醸し出されているシルエットなのよ!!
大河原先生画を見れば分かるわ!最近のデスティニーはスタイリッシュ!
アニメでもそんな風に描かれていたけれどね…ベースとなったデスティニーは
MGから採用され始めた、悪魔モチーフをより顕著にしたと言わんばかりの
デモーニッシュな各部形状ではなかったの!大型ウイングはどこか有機的じゃなかったのよ!
あれはネクスエッジやメタルビルドみたいな完成品がそうした趣向を更に強めたに過ぎないの! 見た目がより悪魔的になっていったデスティニーも、1/100の頃はまだ
尖った部分はまだマイルドな角張り具合だったんだから!
あたしとしては、1/100のデスティニーが一番設定画に近くてロボットしていると思うわよ
1/100の後に発売したHGもまだアレンジが加わる前で、こちらはどちらかと言うと
アニメ画や劇中のカッコイイスタイルをHGで再現したってところね
MGが発売される以前は、HGがデスティニーのプラモデルの中では一番って評価だったんじゃないかしら SEEDデスティニーシリーズでは良キットの部類に入ると思わしきHGはさておき
今回の主題たる1/100デスティニーはどうなのか?と言われると…
100点満点中65点が妥当かしら?真ん中より少し上くらいね
初回限定版はそれに5点を加点としておくわ
次に評価ポイントを挙げていきましょ こういう部分を評価したいよ1/100デスティニーガンダム
・腕の引き出し機構のおかげでアロンダイト両手構えが可能
・武装の各種ギミックはきちんと再現、ビームライフルも腰にマウント出来る
・そこそこ頑張っている色分け
…あれっ
取り立てて褒められる部分、そんなにないわね… なんていうか…平平凡凡なプラモデルって印象の方が強いのよね、1/100デスティニー
何が平凡って、まず可動範囲よね
腕や足回りなんかに窮屈な部分がないにしても、別段広いとかよく曲がるって訳じゃあないのよね
引き出せる腕以外は、まー並程度
それからプロポーション
アニメ劇中のカッコイイ姿と比べた場合、ちょっとスマートじゃない気が…
頭部のトサカも他のスケールのデスティニーと比較するとちょっと大きめ?
ま、ダサい印象が見受けられる程じゃないのが救いね
細かいところで言えばハンドパーツ
パルマフィオキーナ再現にはこれを使え!と言わんばかりの開き手が両手分付属するのに
指の開き具合が半端!パーッて感じじゃないの!思い切りが足りてないわ! 色分けは…必要な部分は押さえつつ、細かいところが足りていないわね
襟元ら辺や肩の赤なんかはシール補完もなし、脛左右のグレーのダクト部分もね
後者は当時のパーツ分け水準を考えたらしょうがないでしょ
頭部のバルカン付近も…この辺りも当時のガンプラではMGクラス以上じゃないと色分けされてないわ
あとはフラッシュエッジのグレーやシール補完されるシールドのイエロー、背中の二つの大型武器の
小さなレッド、ビームライフルの赤丸二つ…細かい部分を挙げるとそんな程度
決して素組みで見栄えが悪くなるような部分が色足りてないなんて事はないし、やっぱり普通ね あ、あと大型ウイングの小さいグレーとかアロンダイト柄の黒い部分も塗装して色を補う事になるわね
そうそう、アロウンダイトと言えば柄の一番下側に白い小さな円柱状のパーツがつくんだけれど
これMG以降から形状変わっちゃって…なんかドラクエのスライムみたいな
球根じみた形になっているの!あたしこれ嫌い!!
なんであんな変な形にしたのか本っ当に分からないわ… アロウンダイトって何なのよもう…
引き続き1/100デスティニーの話よ
総括として、真っ先に出したデスティニーだからこそ優れた部分がこれといってなければ
無難な出来にまとまっているのが1/100であって、HGはそのスケールダウンじゃなく
劇中のすらっとしつつも大河原デザインらしい角張った部分や曲面を残して
1/144スケールならではの動かしやすい設計を実現させたんだと思うわ
1/100よりもアロンダイト両手持ちがしやすくポージングの自由度もさり気なく向上しているからね 長所も短所も少なくまとまった、1/100デスティニーはどんな人向けなのかと言うと…
・大きめサイズのデスティニーが欲しいけど、MGはちょっと…
・アレンジのない設定画寄りなデスティニーがいい
こういう意見をお持ちの人向けよ!
MGよりは安い値段で買えてパーツ構成もそちらよりは格段に簡素だから作りやすい部類だしね
更にMGはパーツの細かさ故に1/100より作りの堅実さは劣ると言えるわ
長射程ビーム砲のグリップ回転による展開ギミックは面白いけれど、破損しやすかったり
足元がやや細くなってウイングがさらに巨大化した分自立は少し厳しくなってるし…
プラモデルとしての完成度はMGの方がトータルで上でも、シンプルで武骨だからこそ
1/100は脆い箇所がほとんどないと言えるわ
今、あえて1/100デスティニーを手に取る人はいないでしょうけれど!
悪いプラモデルじゃあ断じてないとあたしは言っておくわよっ!! 最後におまけ要素について!
1/100デスティニーは初回限定版と通常版があってね、発売された当初は底側になる下箱が
赤く、やや長いものになっているのが初回限定版なの!箱にもしっかり書いてあるんだから!
この初回限定の内容物はと言うと…あくまでおまけ要素ね
だから値段自体は変わりないわよ
ピンク色っぽい赤のディスプレイスタンドと股関節のアクションパーツ、この二つよ ディスプレイスタンドは土台がバンダイの以降の大型ガンプラなんかでも
付属品としてちょくちょく使われている、それなりに縦幅の大きい型の物になっているわ
別売りのアクションベース1と違って支柱が完全に固定されているからデスティニーの
ディスプレイのし方は限られちゃっているものの、アクションベース1より小さい分
飾る場合スペースはそれ程取らないメリットがなくもないのよ
それにしたって高さやガンプラの角度を調節出来ない仕様だから使い勝手は悪いの…
アクションベース1を使った方が無難と言えば無難だわね 次にアクションパーツ
デスティニーの股関節部分パーツを差し替える事で、腰付近にちょっとした表情付けが
可能になるわ!ちょっと前後に角度がつくだけだから大幅な見た目の変化はないわ
ひねりのある動きを足の付け根付近でも見えるようにする物だもの
股関節の可動と言えば、HGのSEEDでもスターゲイザーシリーズから取り入れた機構で
アクションパーツの場合は角度が完全に固定されちゃっているものの、可動式股関節の
雛形的な存在ではあるわね ま、1/100の大して広くない可動域でもデスティニーの劇中でのポージングに
可能な限り近づけたいのならアクションパーツを使うといいでしょ!
もし初回限定版が安く手に入るようだったら、アクションパーツの為にそちらをおすすめしなくもないわ
ネット上でも1/100デスティニーを評価しているユーザーはいるし、悪い話を聞かないにしても…
今時、1/100デスティニーを買う物好きがいるようには思えないのよね、ちょっと
最近なら現段階でのデスティニーのガンプラ決定版と名高いHGCEデスティニーがあるんだし…
それでも!良キットの裏には佳作的キットだってあるんだから! あら、いつの間にやら>>100超えていたわ
案外プラモデル関係の話だけでもいけるものだわね
ここでやっている以上、誰もあたしの話を聞いていないでしょうけれど
好きな物を語りたい、でも語る場所がない…そんな時、どこかに思い切り語れる場所があると
満たされない気持ち、もとい欲求不満を溜め込まずに済むでしょ!! そー言えばプラモデルや完成品の話をしている場所で、テーマとしているはずの
商品じゃあなくて、原典の作品について話し始める人っているのよね
その手の人は商品を語りたいんじゃなくて、作品の設定とかを喋りたい感じに見えちゃうわ
それ自体は悪い事じゃないし、作品が相当好きだと思うんだけれど
あたしは商品に触れなさいよ!!って言いたくなるわね もしここ見てる人がいて、あたしに質雑しろよと思ってるんだとしたら
あたし自身も白い目で見られてるってわけね!!
世の中、ずれた事してるのなんかいくらでもいるのよ
あたしは語りたいだけで、別に誰かに聞かせたいのでもないんだけれど
だったらノートかチラシの裏にでも書けと言われそうね!全くもってその通りだわ 結局ねえ、誰だって自分の言いたい事言っていれば気が済むのよ
>>63なんかがそうね、あいつはどうせ書き込んでいればそれで十分で
本物のバストをもみしだきたいなーんて願ってもいないんじゃないの?
「現実でそれやったら捕まるから…」とかぬかすんだったら慎ましいか自制してるわね、よろしい とか言うわけないじゃない!バカ!!
…ま、他人の考えが本当はどーなのかなんて分かりっこないしね
もしかしたら何か考えがあって>>63はあーしてるのかも知れないし
ホントに何も考えてないで虫みたいに本能的に動いているだけなのかもね
と、別に短い語彙で自身の変態性と将来性のなさを同時に主張しているだけの
存在なんかどうだっていいわ!それよりプラモデルよ!組み立て玩具よ! しっかし知的な玩具趣味ってなんでしょね
ブロック玩具いじり?
よく大学生が大量のブロック使ってトンデモ作品作ってたり、テレビ番組の中で映されるような
芸術性溢れる物ビルドしてるのを見ると、元々は子供向け玩具だって忘れちゃうのよね
大体ブロック玩具をいじるのは何気に脳を使っている感があるし…
ブロック玩具は子供の遊び道具、だなんてバカには出来ないわね ブロック玩具は玩具屋で見るダイヤブロック、レゴブロック、最近だとナノブロックなんかが
知名度が高く売れ筋の商品っぽいけれど、意外なところにもマイナーはブロック玩具は
あったりするのよね
ガチャガチャでも(あれはレゴだったかな?)見かけた事があるし、食玩コーナーや
100円ショップの玩具売り場にも聞いた事のないメーカーの物が置いてあったりするわ 廉価なブロック玩具のパッケージでよくあるのは動物か乗り物ね
でもそこは可能性に満ちたブロック玩具、あえて説明書通りに組まず
パッケージと同じ物を作らなくてもいい!…っていうか、ブロック玩具って
最初はパッケージと同じ通りに作りつつも、飽きたら解体して
その後想像力のままに自由に組む流れがブロック玩具よくある伝じゃないかしら… 2019年が終わろうとしている今、何故か今一度動き出したダンボール戦機のプラモデル
ちょっとパーツ分けをプラスしつつ再販の流れが来ているのかと思ったら…
まさかの新作が!ハイパーファンクションで初代後半主人公機であるオーディーン!
これはテンション上がるってものでしょ!!そのオーディーンも、かつて発売した方も
一応のリニューアル発売はされていたわね
そっちが必要なくなる可能性が高いわ! ダンボール戦機のプラモデルシリーズは二種類あるわ
特にシリーズ名が付属してこない、無印プラモデルシリーズと
少し高めの年齢層を意識した、パーツ分けをより細かくしてシルエットもやや変化し
可動範囲も強化された、ダンボール戦機版MGとも言えるハイパーファンクションよ
元々が1/1スケールのプラモデルシリーズだから大きさは変化ないものの
LBXアキレスで言うと、ハイパーファンクションは無印シリーズの2倍以上の価格となっているわ その分あらゆる面において、バージョンアップしていて満足度の高いプラモデルに
なっている…それがハイパーファンクションよ!
惜しむらくは展開がかなり遅い上、発売は主要機体のほんのごく一部のみ
現時点での最終作たるWARSの機体に関してはひとっつもハイパーファンクションで
発売されていない有り様なのよね…頑張ってほしいシリーズなのよ ま、ダンボール戦機は子供向けホビーロボットアニメだから
子供でも手に取りやすく、いじりやすく、作りやすさを重視した内容と値段でプラモデルシリーズは
当然展開していくわけで…大人向けと言える精密な作りでしっかりした設計の高価なプラモデルを
メインにしていかなくてもしょうがないってものだわ さてさて、来年に発売を控えたLBXオーディーン
最初に発売されたプラモデルはシリーズ最初の価格1200円台に乗った
記念すべき?商品で、そうなった理由は後半の主人公機で売れ行きを期待して…
というメーカー側の事情もあるんでしょうけれど、初となる変形機構を搭載した
LBXだからよ!たぶん
差し替えパーツとか、専用スタンドがついてきてるし… 一粒で二度おいしいLBXプラモデルだし、そんな値段アップは気にならないわよね!
変形は腕パーツを差し替える以外は完全変形(もしかしたら一部設定と違うかも…)
武器もクリアパーツ採用で見栄えいいのよね
アキレスのスパルタ戦士風な出で立ちからずいぶんと近代化したデザインがかっこいいの
オーディーンは目が赤いし悪人面してるとも言われているけれどね! 変形機構のおかげで他のLBXプラモより飽きがこないオーディーンは
ダンボール戦機シリーズの中でひょっとして良プラモな部類なのでは、と思うじゃん?
塗装派にしてみれば地獄よ!!
ダンボール戦機プラモデル全般がパーツによる色分けを積極的にしてくれず
ただでさえシール補完に投げっぱなしが基本となるシリーズだけあって日常茶飯事だけれども!
オーディーンに魅力を感じて買ってみた塗装派モデラーには苦労が待ち受けているのよ! まったくもってオーディーンの色分けのやる気のなさはひどいわ!
リニューアル版で腕パーツの青がようやくパーツ分けされたのよ、分かる?
全然複雑でも何でもない部分をシール補完で済ませてるのよ!!ほんっとやる気ないんだから!!
細かい部分を挙げ出したらキリがないわ! 頭部の青は全て塗装で補わなければならないし、胴体部分もグレーが複雑な形状のところに
配置されているし、赤いラインはメタリックレッド、さっき言った腕のパーツは変形後の腕パーツ含めて
4個分塗装の必要があるし、フロントアーマーは三色で構成されているからマスキングが必須
胸部上側もなんだこりゃなカラー配置だし、背中のウイングも黒、青い羽根の方は表側に
イエローで裏側にグレー…本当にもう、マスキングが必要な部分ばっかりなのよ!!
二回必要なところもあるしね!! そんなこんなで困難な塗装との激戦の末、完成させられれば
それだけ報われるってものなんだけれど…
ちなみにシール補完の方向でも、それなりに頑張ってやってくれる方ではあるわね
主人公機だけあって普通にカッコイイカラーリングしてるし、アキレスからの変化を考えると
暗い色が少し増えて、チョイ悪感もなきにしもあらずなのよね
完成させたら後はお楽しみ、動かして楽しもう! オーディーンはLBXプラモデルの中での可動範囲を考えると…標準+αってところかしら
一部変形機構の副次的作用のおかげで少し拡大させられる部位がない事もないわ
で、オーディーンで注目したいのはやっぱり変形機構
ガンダムなんかではちょっと見られないようなパーツの動かし方をするのよ
そのフォルムはジェット戦闘機…じゃなく、どっちかって言うと鳥っぽいわ
ウイングガンダムよろしく爪でもあったらなおの事それっぽかったでしょうね 最後にオーディーン、実は設定的には何年も後のWARSに
色や仕様を変更した量産機、オーディーンミリタスが登場しているの
もちろんこれもプラモデル化してるわよ!ただの色替え商品じゃなく、プラス要素を
つけ加えてね!…残念な事に、これが発売される頃にはダンボール戦機はもう
人気は下火で…売れ残りの常連となっていた店舗は多かったみたいだわ
元祖オーディーンの主人公機らしい派手めな配色に対して
オーディーンミリタスは白を基調としたモノトーンチックなカラーリングでなかなかいけてるんだけどね… 誰の言葉だったかしらね
塗装に必要なものの一つに『妥協』
筆塗りにしろ、ガンダムマーカーによる超お手軽塗装にしろ、素組み状態のプラモデルに
キャラクター表現に必要な色が欠けていて物足りない思いをした時
自分の手で補完して、完成度を高める事を覚えるともはや
買ったプラモデルをより己の理想に近づけるべく、手を加えるのが自然な流れになるというものよ でも!そうして手を加えるにしても、どこまでやるべきなのか
フル塗装しなければ気がすまない上級者はいるし、さらにそこから好みのプロポーションや
自分なりのカスタムを施したい人は方々手を尽くしてどんどんいじっていくわ
高みにいる者の特権とも言えるけれど…
時にはそんな風に自分の中のプラモ完成の最低ラインを引き上げまくるのは
本当に正解になるのかと言うと、ちょっと疑問に思う時があるの ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています