予定が潰れて暇だったので、文体診断をしてくれるスクリプトに「今回の謝罪文」と「Amazonの星5レビュー」をそれぞれ診断させてみた。後者は改行を句読点に変換するなど若干手を加えている。
主な診断結果をそれぞれ「謝罪文 / レビュー」の順番で転載する。
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【文体一致指数が最も高い作家】
石原莞爾 70.7 / 石原莞爾 63.7
【文体一致指数が最も低い作家】
川端康成 37.5 / 川端康成 29.0
【文章の読みやすさ・堅さ・表現力・個性】
E・D・A・A / E・A・A・A
【詳細な項目とその偏差値】
平均文長 52 / 47 平均句読点間隔 63 / 65
特殊語出現率 51 / 38 名詞出現率 55 / 52 動詞出現率 39 / 45
助詞出現率 31 / 32 助動詞出現率 77 / 71 ひらがな出現率 39 / 48
カタカナ出現率 98 / 137 異なり形態素比率 74 / 85
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原文に修正を入れて確認した限り、一致度の低い項目は、商品名や専門用語の出現率に依存する部分が大きいように思えた。
したがって、両文章は形態素レベルで極めて似た癖を持つ人物が書いた「堅い文章」と「柔らかい文章」と断じて問題ないと考える。

とはいえ、このレベルで似ているというのがどの程度珍しいものかが判断できないので「同一人物によるもの」と断言はできない。両者は確かに似ているというだけだ。
診断に用いたのは『形態素解析ロゴーン』というスクリプトなので、気になる人は各自適当に調べてみてくれれば嬉しい。