>>84
おお、君たちはそういうシナリオが好きなのか、と頷いて徐に本棚から「赤い手は滅びのしるし」を引っ張り出す

山々を揺るがして、一万のホブゴブリンが雄叫びを上げる

竜煙山脈と呼ばれる褐色に乾いた丘陵群から、いま戦が起ろうとしている。
ころは夏のさかり、熱気と砂塵のうずまく息苦しい季節。
カルカー・ズール、すなわちゴブリン語でいうところの“竜の民”は、
恐るべき赤き手の旗のもとに集結を終えた。
これからPCたちは火と剣をもってする史上まれな大侵攻に直面するであろう。

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