例えば、ダメージ5D6の範囲攻撃をしたいとします。
次に何となく科学っぽい説明を考えます。粉塵爆発でも、塩水撒いてデンキウナギを放り込むだの、強酸を撒くだの、とにかく科学っぽければ何でもOKです。
一部魔法を使うのもOKです。例えば塩水を撒いて電撃魔法を使って毒ガス発生とか、物理バリヤーの中で魔法で水を延々と加熱してからバリヤー解除して水蒸気爆発とかです。
効果と威力からコストと判定難度を決めます。例えば計算式とか換算表から、金貨5^2枚分の資金と、その場での5分の時間と、冒険前の5時間の事前準備時間と、荷物スロット5個分の事前準備荷物を消費する事になったりします。
各コストと判定難度は互いに融通できます。資金が安いとその場で使う時間と判定難度が高いとか、資金が高いとその場で使う時間と判定難度が低いとか、事前準備時間を減らす代わりにその場で準備する時間が増えるとか、PCが好きに決めます。
例えば小麦粉を使った粉塵爆発なら資金が安くなる代わりに判定難度が高くなったり、錬金術師から買った試作品の黒色火薬なら資金が高くなる代わりにその場の時間と判定難度が低くなったりするわけです。
こうしてコストを支払って判定に成功すれば期待通りの効果が現れます。

ただ他人の反応を見ると「PLはそんなに次々と科学的な技を思いつけない」とか「そんな科学法則じゃ実際には上手くいくわけがないからリアリティがない」とか言われたんでお蔵入りさせました。