というかネクロノミコンやエイボンの書みたく古い魔道書は所謂原本というものがあるわけじゃないでしょ
写本や翻訳を繰り返す度に移し間違いや訳し間違い、欠落箇所のような「劣化」が起こる
それだけじゃなくより詳しかったり最新知識が加わったりの注釈が着いての「アップデート」もされて幾通りもバージョンができる

カーターのエイボンの書にはその辺の考察もあってエイボンの執筆部分と弟子たちや構成のカルトによる執筆・加筆があるとしてたな
実在の本もそういうバージョン違いがあるのは普通で源氏物語の写本もいっぱいあったりするし今に残ってないエピソードがあるという説もある