社会思想社版の柔らかい翻訳にも魅力はあるけどね。旅の途中でパンを食べてるハーフリングとかに代表されるようなイラストとのマッチングね。
2版の奥行きがあって影と闇が多いイラストには合わないけど。
日本のTRPGの展開にリプレイは外せないから、友野リプレイが発していた上方落語的な面白がらせようというのは
1版の裾野を広げるためにはああであってさもあろうと思う。オールドワールドを知らない読者を引き込むためには、コーンのチャンピオンが狂言回しになるのも
むべなるかなというか。
2版のリプレイは同人誌の方が成功しているように感じてる。上で、恐怖誘発を「そういうもの」と受け入れているというスレがあったけどそういう感じなんだよね。キャンペーンを終わらせるための忖度でなくて、生き残ってるからキャンペーンになっているというムードが良い。
それが商業誌では難しかった時代だろうなのかなぁと。HJでのリプレイは、PCらは最終的に滅んでなんぼという心理描写が多い感じのリプレイだったからイマイチだったかなぁ。
犬死にこそがWHといった要素を隠さないところが残念だった。

ウォーロックマガジンで仮にウォーハンマーリプをやるなら、21世紀らしく、オンラインで3〜4本リプレイ連載して、
人気があるのを紙面で連載するくらいのことはしてほしいなーとか