戦闘中にダメージを受けたキャラクターは戦闘終了時に感染症Infectionが発生したかどうかの判定を行う必要があります。
また、戦闘以外でも負傷が発生した場合には同様に判定を行います。
感染の基本確率は10%で、その戦闘中耐久力Enduranceへのダメージを1ポイント以上受けていた場合+10%され、
さらに耐久力へのダメージ1ポイントごとに1%ずつ増加します
(例えばその戦闘で耐久力に受けたダメージが合計5ポイントなら25%になる)。
また、その戦闘中に1回でも噛み付きbite、爪claws、鉤爪talonsでダメージを負っていた場合+20%されます。
さらに、これは理由がちょっとわからないのですが、クロースアーマーCloth Armorを着用しているキャラクターが
戦闘中に受けた負傷が全てクラスA(突き刺し)であった場合5%確率が下がります。
加えて、痛打表の結果によって感染症の確率を修正するよう指示される場合があります。

判定はd100をロールして、その確率以下が出たら感染症に罹ったことになります。
感染症に罹っているキャラクターは1日の終わりに1d10のダメージを受けます。
このダメージは"Fatigue or Endurance"とあるので、通常体力に適用され、体力が尽きている場合には耐久力に適用されることになります。

ダメージの適用後に耐久力×1の判定を行い、d100でそれ以下を出せば自然治癒し、
感染症の影響は終了します。次の日からはダメージを負わずに済みます。
この耐久力はcurrent Enduranceとあるのでダメージによって減っている場合は減少後の数値を使うと考えられます。
また、感染症はHealerスキルによって治すこともできます。

因みに2版では耐久力ダメージを受けていた場合の感染基本確率は10ではなく20増える、クロースアーマーによる修正なし、
感染症ダメージは1d10−5の耐久力ダメージ、自然治癒は元の耐久力で判定する、と言った違いがあり、
また、血液毒Blood Agentは感染症と同様のダメージの与え方をしますが、自然治癒することはない、と追加されています。