>>55
「うう...ひっく...うえ...」
おいおいおい何だこいつ?何涙なんか流してるんだ?...この日のためにって
そんな前から計画してたのか?この悪事は。なるほど用意周到に計画してきたが
それが今日この日に僕に知られてオジャンになったってわけだな。ふん、馬鹿めw
さーて、と...この箱何が入ってるんだ?どーれ見てみるか...
あ?何だこのコゲ茶色の...!!??!!まさか、ウ〇コ!!!!
...じゃ、ないみたいだな...臭いもしないし。
ひしゃげてはいるが、どことなくハート型に見えなくもない。
「おい、このグニャグニャの茶色いのは何だ?」

「あああ...さっき箱を振ったからです...やっぱりまだ固まってなかったのです...
せっかく夜遅くまで翠星石が...何度も作り直して、今度こそうまくできたですのに...」

茶色い物の表面をよく見ると何か白いものを溶かして描いた絵のような物がある。
なんか雛苺がよく床に落書きするときに描く僕の顔みたいだ。−□ー□−とあるのは眼鏡のつもりなんだろうか?
「おい、これは何だって言ってるだろ?」
「そこまで見てまだわからんのですかっ!!この脳足りんっ!!世間知らずの引き篭もりのチビ人間!!!」

はぁ?おうコラ!何て口のきき方だっ!!僕は禁句を口にした人形を思いっきり踏みつけてやった。
ゴスッドスッバキ!
「ぐあっ!ぐえっ!いやっ!...ううう...翠星石はこんな...こんなつもりで...
...喜んでくれると思って...溶かして...型に流し込んで...一生懸命作った...ですよ?
ホワイトチョコでジュンの顔を描いて...のり も頑張ってね応援してるって言ってくれたのです...それなのにこんな...」