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さらに押入れから出してきた釘バットで翠星石を殴打する。
「この!なにが!翠星石だ!ふざけた名前しやがって!そんなクズが真紅のことを『あんな子』呼ばわりするな!」
「痛い痛い!もうやめてですぅ!お願いですぅ!」
「はあはあ・・・」
息を荒くしたジュンは翠星石の胸座を掴んで自分の顔の前にまで持ってきた。
「お前みたいなやつ捨ててやる!」
ジュンは窓を開けるとあらん限りの力を振り絞って投げ捨てた。
家の前の道路へ一直線に叩きつけられる翠星石。そこへたまたま通りかかった車がそれを踏み潰していった。
それを憤慨した表情で見つめるジュン。やがて翠星石が動かなくなったことを確認すると窓を閉めて、ベットに座り込んだ。