ここまで言うとわかるかも知れんが、自分はたしぎも好きなキャラだった。
「だった」と言うのは、当初たしぎに抱いた期待と劇中の扱いが乖離してきたから。

登場当初は取っつきやすい地味キャラ。
「くいなに似ている」「剣士」と言うのはゾロとのフラグで間違い無いだろう。
「好きだった人と似ているために最初は受け入れられなかったが、段々認めて好意を抱くようになる」なんて言う展開は「冬ソナ」を例に挙げる以前からあるパターンだ。
モーガン等腐った海軍とは違い信念を持った骨のあるキャラ。
ワンピースが20巻くらいで終わるなら終盤に共闘して「腐った世界政府を倒す」展開になっただろう。
その中、お互いを深め合うイベントとか絶対に有ったはず!

有ったはず、なのにナゼか全部ペローナに持って行かれた。
ほんとナゼなんだか?
例えばシッケアールにいるのがたしぎではいけなかったのか?

「あなたを倒すために七武海の鷹の目に弟子入りするんです!」
「俺を倒す剣士と、それを倒す剣士を俺自身で育てろと言うのか?」
これでも良いんじゃないかな?
だが実際にシッケアールにいたのは、それまで縁も無かったペローナだった。