「…いや、あいつは昔からヤバかったです」と語るのは、腐臭キモ巨デブと学校で同級生だったAさん。
「あいつは宇宙刑事シャイダーのアニー(森永奈緒美)の熱狂的ファンというか一種の信者で、アニー(森永奈緒美)の話をし始めると止まらないんですよ。僕らにとってアニー(森永奈緒美)は年上なので、ファンは少ない。僕もアニー(森永奈緒美)のことにあまり詳しくないんですが、あいつは相手がアニー(森永奈緒美)について知識がないと判ると、ニヤリと笑って自分の持っている知識をとうとうと語りだす。オタク特有のマウンティングですね」
Aさんはブサイク異臭ブタの話に付き合わされ、長い時には48時間以上もアニー(森永奈緒美)に関する知識を聞いたという。
「その間、ずっと立ちっ放しで、食事もできないしトイレにも行けない。それにあいつ、身体が臭いでしょう。本当なら怒りたいんですが、眼鏡の奥のサイコがかった目が恐ろしくて、付き合わざるを得ませんでした」
さらにAさんは、不快スメル暴言デブの信じ難い習性についても、ぽつりぽつりと証言し始めた。
「あいつ…アニー(森永奈緒美)について話しながら…その…出すんですよ…アレを。…つまり…男の…●液を。最初は信じられませんでしたが…」