涼子「真…おかえりなさい…」
シン「やあ…涼子…」
  「わざわざ湾岸まで来なくたってよかったのに
  ドジふんじゃって…悟にも笑われちゃうよ。
  あいつ、たった60キロで事故って大騒ぎしたんだろ」
涼子「真? あなた何を…」

医者「記憶が完全に何年分か、無くなっているんですよ。
  彼は首都高で事故を起こしたと思っています。
  よほど辛い思いをしたのか、拒否する意識の方が強いのでしょう。
  だから自分の記憶の中で一番幸福だった時代にもどってしまったと考えられます。」