派手なフロントマスクはいつまで続くのかと思うが、終わりはないだろう。

 ホンダのステップワゴンは、フルモデルチェンジの度に顔立ちを控え目にデザインして、その後のマイナーチェンジで派手にする変更を繰り返している。控え目にデザインした時、開発者に理由を尋ねると「ライバル車とは違う個性を主張したいから」という。

 しかし売れ行きが伸び悩んで、結局はライバル車と同じになる。

直近でも2017年9月に、ステップワゴンスパーダは、丸みのある柔和なフロントマスクを角張った大型メッキグリルに改めた。

ほかのメーカーは、ホンダのような負けることが分かり切った抵抗はしないから、考えることを諦めたかのように派手さを強めている。

https://bestcarweb.jp/feature/column/2459/amp