タイヤは空気で荷重を支えている、
輪荷重を空気圧で割った値が接地面積これが物理。
単純に考えるとタイヤのサイズは全く関係ないことになるが、

ただしタイヤが構造で荷重を支えるファクター(硬くてつぶれにくい)が増える扁平タイヤやランフラットタイヤなどは、
扁平率82%あたりのタイヤに比べて同じ空気圧でも、構造で支える部分があるため接地面積が減る。

「タイヤを太くして設置面積を増やす」てのは誤解だな。
「太くするとコーナーリング性能が上がる」、これはある。

接地形状が横長になって横Gを支える方向に強くなる、もっとも扁平率82%のタイヤと50%のタイヤが、
「全く同じコンパウンド、全く同じ構造、全く同じパターンで、ただ扁平率だけが違う」というのは市販品ではないから単純に比較できないけどね。

また、逆を言うと「トラクションを稼ぐためには縦長な接地形状がいい」ということもできる。
これはむかしのレースの世界でR32GT-Rがハイトの高いタイヤを採用して好成績を残して証明した。
むかしのターマックのラリー用タイヤなんかで70%タイヤでもグリップがいいというのはあったから作り方次第かな?