2019-09-23
メルセデスベンツやスマート、AMG等、幅広いメーカに搭載されている世界的有名メーカ・ダイムラー製エンジンですが、
今後は電気自動車(EV)事業へと注力していくために、130年続いてきたエンジンの開発に終止符を打つという衝撃的な事実が明らかとなりました。

ドイツの自動車雑誌Auto Motor Und Sportの情報によると、ダイムラーの開発責任者であるMarkus Schaefer氏によれば、
次世代の燃焼エンジンを開発する計画は一切なく、今後は電動パワートレインに注力していくと説明したとのこと。

また同氏は、最新の燃焼エンジンの開発費用は一切投資せず、既存のエンジンを改善するために、特定のパーツ改良には取り組んでいくとしていますが、
やはり内燃機関には限界があるとのことで、この限界を通り超えることは非常に難しく、
そこに時間を費やすのであればEVの開発を進めていく必要があると語っているそうです(しかも燃焼エンジンの開発には時間や労力、
費用も大幅にかかるため、投資するにはあまりにも無価値と判断)。

なおダイムラーは、2022年までにメルセデスベンツとスマートのラインナップモデルを全て、電動パワートレインに採用する計画を発表しているため、
そういった意味では今のタイミングで燃焼エンジンの開発を中止したことは良かったことなのでは?という意見もあるそうです。

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