渦巻き、市松模様、カモフラージュ技術の最新事情
2019年3月30日 [試乗&解説リポート]

当然のことながら、どのメーカーも新型車は発売するまで情報を秘匿にしておきたい。特に
デザインが流出すると、販売中のクルマの売れ行きに影響してしまう。とはいえ走行試験などを
行うには屋外のテストコースを走らせる必要も出てくる。写真を撮られてしまい、SNSなどに
流されようものなら、あっと言う間に広まるから困ったもの。

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 一昔前は樹脂製ボードや段ボールなどボディ面に貼り付けるという「偽装」を行っていたが、
その状態で走らせると風切り音を出したり、そもそも風で剥がれ飛ぶ。仕方なく風切り音などが
気になる音関係などのテストは偽装を剥がし、夜間にテストするといった対策をしてきた。
といった「悩み」を全て解消してくれたのが「光学的なカモフラージュ」だ。<続きを読む>

国沢光宏のホットコラム
Vol.180 新型車のカモフラージュについて
https://www.kure.com/column/detail.php?id=201