茨城のランクル+バスボート盗難事案、リレーアタックより強烈な盗難方法か?
2019年3月26日 [最新情報]

茨城でバスボートを引っ張った状態のランドクルーザー2台がホテルの駐車場から盗まれた件、
警察の見立て通りリレーアタックであれば防止措置は可能だ。ただ今回の件、少しリレー
アタックと状況が違う点あります。一つは盗まれるまでの時間だ。リレーアタックなら瞬時です。
なのに数分かかっているという。こんなに時間掛かるなんてありえないこと。

また、スマートキーを置いてあったホテルの部屋は3階だという。ホテルの作りを見たら窓ガラスも
厚そう。部屋のキーの微弱電波にアクセス出来たというなら、もはや見通し距離なら30mくらい
届くと思う。そんなに性能高い受信機を開発したということであれば驚く! 個人的な見解だと、
時間掛かったということを含め違う可能性も想定しなくちゃならんと考えます。

どんな可能性あるのか? 今やスマートキーを紛失しても、すぐスペア作ることができるように
なっている。もちろん鍵を専門として警察に届けている業者に限られるし、作業するときは
本人確認や、キー開いたら車検証の写しも必要、表で商売している鍵屋さんについちゃ何の
問題も無い。けれどスマートキーを複製する機器、けっこう出回り始めているようなのだった。

現物は小さく持ち運び可能。リレーアタックと違い「瞬時に」というワケにゃいかないものの、
30分もかかるモンじゃない(実際の作業時間は不明です)。今回のように少し時間掛かって
いるようなケースは疑っていいんじゃなかろうか。ちなみにスマートキーの情報は不要。
クルマから出ている電波をキャッチし、それだけの情報でスペアキーを作れてしまうそうな。

少し前までこの番号が解らないと複製出来なかった
http://kunisawa.net/wp-content/uploads/2019/03/3261t-1.jpg

参考までにグーグル先生に「スマートキー 紛失」と聞けば、たっくさん業者が出てきます。
急速に増えたため、複製するための機器は安く流通するようになったということでしょう。
この盗難方法が普及していれば、もはやお手上げに近い。つまり盗みたい車両を見つけたら
その隣に複製装置を積んだクルマを止める。車内で作業してたら、外からじゃ全く解りません。