MIRAIがプリウスより安く乗れる!? トヨタの新リースとは?【クルマの達人になる】
2018.07.12 / コラム
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 トヨタMIRAIをいえば世界初の市販型燃料電池自動車。静粛性も高く、非常に完成度の高い1台だが723万6000円と、いかんせん価格が高い。
補助金などもあるがなかなか手が出にくいのも事実。
 心配なインフラも少しずつ改善しており、水素ステーションの数、そして供給体制なども初期に比べればグッとよくなった。
さらにここにきてMIRAIに乗るキッカケを作ってくれそうなリースプランができたという。
文:国沢光宏/写真:ベストカー編集部

■MIRAIに毎月2万4100円で乗れるって本当!?

 驚いたことに燃料電池車MIRAIが、プリウスより安い毎月2万4100円の均等払いで乗れるようになった?
 聞けば113万3599円を4年間で支払えばよいという。200万円級のクルマを買うのと700万円を超えるMIRAIがまったく同じ金額ということに。
なんでそんなリーズナブルなのか。
 トヨタは突如4年リースの残価設定を50%にしてきた。約723万円のMIRAIなら、車両価格の50%相当の361万5000円払えばよい。
 とはいえ普通のクルマなら361万5000円+諸費用ということになり、毎月の支払額は8万5000円程度。気軽に出せる額じゃない。
されどMIRAIの場合、補助金を頭金代わりに使えてしまうからすばらしい!

 今年度の補助金は202万円。東京など水素ステーションのある地域の場合、さらに101万円が上乗せされ、303万円に。
 この金額、当然のことながら361万5000円から引かれるため、58万5000円+諸費用54万8599円の113万3599円に! この金額で燃料電池車に乗れる。
 この話を聞いた時「本当なのか」と疑ったほど。すぐ私がMIRAIを買った東京トヨペットの井荻店に電話して見積もりを取ってみたら、そのとおりでした。
  条件についての話を聞くと「4年後に返却していただく時の車両の状態ですが、走行4万8000kmまで割り増し負担はありません。車両の損傷減額も150点以内です。
 前後のバンパーを破損して交換+ドア1枚に大きなキズを受けた程度までOKです。普通に乗っていれば150点まではいかないと思います」。