ホンダ。レーザー発光部を見て「センサーはカメラです!」と言い切った人が偉くなっていく(21日)
2018年5月22日 [日々是修行]
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日大の内田元監督(近々容疑者か?)が関西大学をカンサイ大学と連呼している際、日大の関係者も居た。
なぜ「カンセイ大学です」とその場で訂正しないのだろう、と考えていたら「そういえば同じようなコトがありましたね!」。
ホンダのチーフエンジニア(LPLと呼ばれる)と開発担当者の関係を思い出した次第。ある新型車の試乗会に行った際、LPLと自動ブレーキの話に。

私は「レーザーですか?」と問うたら「カメラです」。う〜ん。ホンダのカメラ式なんてあったっけ? 周囲の人達はナニも言わない。
それじゃ実車を見に行きましょう、とクルマの前に。フロントガラス上部にレーザーセンサー付いてます。するとLPLは「これがカメラです」。
どう見たってレーザーの発光部と受信部。カメラに見えないこともないですけど‥‥。

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右がレーザー(下で発光。上で受光)。左はカメラ。全然違う

驚くべきことにこの場に7〜8人の開発担当者がおり、明らかに知っている担当者も黙ってる。「レーザーですね」と言うと
LPLはカメラだと言い張るのだった。辛抱たまらず「レーザーです」と発言したのは開発チームでなく広報。
ワイガヤに代表される、上下関係無く自由闊達に論議出来るホンダじゃなくなったことを認識しました。今やさらに強大な権力を持っていることだろう。