当て逃げにとっさの判断 
https://weekly-net.co.jp/news/36114/
「当て逃げされました」 山田幸也社長に、自社ドライバーAさんから、
そう連絡が入ったのは午前0時半のこと。後方に走り去るトラックの姿が。

降車して確認したところ、トラックの後部が損傷している当て逃げだ。
「どうしましょう? 追いかけますか?」 Aさんからの、その問いに社長は
「危ないからやめておけ。それより、駐車中のトラックからドラレコのSDカードを借りられないか?」

これが効果てき面だった。Aさんは後方に駐車中の車両の中に、カメラを搭載する1台を発見。
SDカードをAさんが受け取ると 「会社に送ってくれればいいから!」と言い残して名前も告げずに発進。
ともあれ証拠となり得るSDカードを無事に受け取れたAさん。帰社後、社長がその映像を確認すると
「あった!」画像は粗かったが、荷台に大きな文字で書かれていた社名がはっきり認識できる。「これなら使える!」