>>558-559
PEAやポリエーテルアミンという名称では
製品として検索に掛かるだけで詳細なMSDSなどは多分出てこないと思います

PEAもピンキリというか、製造国、メーカーで多少のバラツキはありますが
アメリカの化学工業HUNTSMANコーポレーションの製品の場合
PMCC引火点試験(ペンスキーマルテンス密閉法)による引火点は135℃(275°F)です

以前にこのスレでガソリンに比べて難燃性と説明したのも、引火点です

PEAも含めてガソリン添加剤系は
洗浄成分として配合していながらもカーボンを溶かして洗い流すのではなく
実際には界面活性剤のように燃焼室など金属表面から
カーボン、スラッジ、デポジットなどを剥がす効果が主です
細かくしたり柔らかく分解したりという効果は期待しない方が良いでしょう

ただし乾いたカーボン粒ザリザリ状態に多少のトロミのあるPEAが付着する事で
本来の効果とは別にカーボン粒との間のツナギとしての役割を果たし
ニッチャリと当たりが柔らかくなる効果は出る場合もあるかもしれませんねw

カーボンなどの性質そのものを変化させるわけじゃないので
ベリッと大中小、様々な大きさと厚みでカサブタが剥がれたように
洗浄効果として、界面活性剤のように添加剤が本来の仕事、作用した時に
カーボンなどが排気バルブに噛み込んでバルブやシート部にダメージを与える可能性がある
カーボン噛みについては、リスクとして避けられないと思います
(車種やカーボン付着状況などでも違いますが洗浄成分の抱える潜在的リスクです)