小林遼容疑者の車でも話題 軽自動車の黄色ナンバーは過去の遺物?
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軽自動車の黄色ナンバーは「ダサい」「目立つ」「安っぽい」と長らく不評だった。
4月からは同じく白色地をベースとした19年ラグビーW杯仕様のプレートも加わり、
国交省によれば4月末までで五輪が23万6000件、ラグビーが35万5000件の申し込みがあり、
約7割が軽自動車だという。いかに黄色ナンバーの人気がないかがうかがえる。

しかし、黄色から白色に変わって、問題はないのか。黄色になったのは1975年、高速道路の料金所で
識別しやすいようにという理由からだ。国交省は「(ETC普及で)カメラで認識できるようになった。
分類番号もあり(上段の3桁数字)、軽自動車が白色になっても特段の支障はない」と話す。
国交省では今年10月から地域振興の狙いで“ご当地ナンバー”を41地域で導入する。
ご当地の名所や名産がプリントされ、色も白からゴールドまでさまざまなデザインとなる。現時点で黄色をベースにしている地域はない。

自動車業界では、軽自動車の黄色ナンバーを廃止すれば、若者の車離れを食い止められるとの期待がある。
「(廃止論議は)まだ検討している状況」(国交省)というが、黄色ナンバーが過去の遺物となるのは時間の問題だ。