一部の人には知られているが、
寒冷地においては、
住宅、トイレの造作が通常地とかなり違っていて、独特のものがある。

たとえば寒冷地は、
1 玄関には普通の玄関を覆うように、なんかガラス張りでもう一重トビラやドアがついている。
2 窓は二重サッシになっている。
3 前庭にバカデカい灯油タンク(500Lくらい入るヤツ)が置かれている。
4 公衆トイレには水道管を覆うようにテープが巻かれ、何か電気で温めるのがついている。

つねづね思っていた。
寒冷地ではアレがまあ普通だとしても、
では、アレがあるのとないの普通なのは、どこが境目なのだろうか、と。

いろいろと調査した結果、
公衆トイレのテープと電気については、
太平洋側では、北茨城市といわき市が境目。
茨城の内陸では、大子町と常陸大宮の山の中が境目。
栃木県の那珂川町、大田原町より北。那須塩原町にはある。
日光市の山部分。
群馬県桐生市の山部分。渋川市、安中市の山部分にはあった。
埼玉県長瀞町、東秩父村、ときかわ町、飯能市にもあった。
東京都青梅市の山の上、奥多摩町、檜原村にもあった。
山梨県上野原市、道志村。
神奈川県では箱根町でのみ確認できた。
静岡県では確認できなかった。
以上。
今後玄関や石油タンクについても調査を行いたい。