30年くらい前に比べて、
ガソリン価格は100円→150円と約1.5倍に値上がった。
一方で、車の燃費はある車種で15km/L→26km/Lとほぼ1.5倍良くなった。
よってガソリンが値上がっても、ガソリン消費量は2/3に減ったので、
ユーザーのガソリン購入費用、つまり負担はほぼ横ばい。

売る側つまりスタンドについては、
ガソリンが値上がっても別にスタンドの利益になるわけではないので、
売り上げは2/3に減ったと言える。
それに対して、スタンドの数は2/3どころかほぼ半減。
運搬コストのかかる過疎地域ほど減少して、8〜9割廃業した地域もある。
イナカの村の人は、自分の燃料を使って自分の家庭の燃料を運んでいるとも言える