WRCスウェディッシュ、何と勝田選手がWRC2クラスのTOPに!
国沢光宏 | 自動車評論家
2/17(土) 7:18

WRC第2戦である雪のスウェディッシュラリーが始まった。金曜日のビックニュースは、日本人ドライバーの勝田がWRC2クラスで初めてTOPに立ったこと。
現在のカテゴリー区分になって以降、日本人がクラスTOPになったことは無い。しかもSS6では勝田の前が世界王者であるオジェ。
そして後ろにトヨタの新鋭ラッピという素晴らしい速さを見せている! 

WRC1は序盤から僅差の激しい戦いながら、金曜日終わってみたらヌービル、ミケルセン、パッドンと、現代自動車が1〜3位!
これまた現代自動車がWRCに参入して初めてという状況。もちろんこのまま3台残るのは難しいものの、素晴らしい成績である。
スウェディッシュはWRCの中で屈指の高速コース。ということを考えれば車体のバランスが優れているだと思う。

トヨタ勢はsスタート順に恵まれなかったラトバラ1分6秒2遅れの8位。タナック1分29秒遅れの9位。ラッピは良い走りを見せていたものの、
軽いコースオフでTOPから38.5秒遅れの7位。土曜日も出走順悪く自力でのTOP奪取は難しそうな雰囲気。しかも今回、ライバルが安定して速い。
一つでも順位を上げ、なるべく多くのポイントを獲得したいところ。