>>849
自主規制というのは認可の妨害で起きると言うより法改正案の打診をされておこる。
国交省が自動車生産団体に
「最近出力も上がってるので速度が出すぎると危ないので150km/hに法改正をする準備がある」
と打診すると業界団体は「外国車との販売競争でイメージダウンになるので困ります」という
そして業界団体が「自主的に生産団体の規制値として180km/hのリミッタを付けますがどうでしょう?」
というと国交省は「180km/hしかでないのにわざわざ150km/hの最高速規制な道運法改正案を出すのは忍びない」
といって法改正の素案を引っ込める。
出力の自主規制や排気量の自主規制も国交省が法改正案をちらつかせて業界の組合基準を作らせる。
背いたらバイクの500cc最大規制や50ccの3馬力規制とかかけられてしまうので必死に自主規制して
世論や時代の変化をみて自主規制の廃止を国交省と話し合う。
1度改正案がだされて国会の満場一致で改正されると、その法律を緩く戻すのは不可能と考えるのが
生産団体と国交省との共有認識だからね、メンツがあるから緩くすると「なぜあのときはきつくした?」と
国会や国交省のメンツが立たないので双方の損益分岐点で談合決着する。