>>513
充電池の限界というのは、容量やエネルギー密度の限界ではなく、経年劣化なのに、
見たくない事実には目をつぶり続けているのはとても不思議。
今現在開発中という新型充電池も、開発者によれば、経年劣化の問題はエネルギー密度
に反比例するように悪化する傾向にあるらしい。都合の悪いことは決してプレスリリース
しないから、文系脳のマスコミは簡単に騙される。

日本の自動車の1日の平均利用時間は30分程度。あとの23時間30分は駐車している。
駐車中もどんどん劣化していく。満充電と零充電に近い状態で駐車したりすれば、
劣化はさらに加速する。
それを毎日繰り返していると満充電での航続距離は新車時からどんどん短くなっていく(EVの中古車が安いのはそのため)。
現在の新車からの平均寿命は、日本で13年程度、世界的に見ると20〜30年は珍しくない。

こういう状態では、EVは極めて限られた状況でしか将来性は見込めない。
充電池は内燃機関以上に枯れた(行き詰った)技術で、半導体のような進歩は期待できない。