「次の駅から、敬老者が16名乗車します」。置き紙にはこう書かれており前の駅で乗ったグループのメンバーが座席に貼り付け「場所取り」をしたらしい。
最後に「伊達なクラブ」という仙台市老人クラブ連合会の別称、その中のグループ名が書かれていた。
メンバーらが乗ったのは4月9日午前9時台の電車だといい、60代のメンバー1人が仙台駅で乗って16座席に置き紙をした。次の長町駅でほかのメンバーが乗り、お花見をするため大河原駅で降りた。
一方ツイッター上の投稿によると、電車の中は当時、宮城県大河原町内の花見名所に行く乗客らで混雑しており、乗客は置き紙のある座席に座らず立っていたという。
電車の車掌が回って来てグループのメンバーに注意したともいう。
連合会の事務局長は「誰でも自由に座れる場所ですので、いくら高齢者でもこのような行為は問題があると思います。
車内のルールを守る必要があり、紙を置いた会員を指導し、ほかの会員にも周知するつもりです。ホームページ上でも謝罪文を掲載する準備をしています」と語り謝罪した。
置き紙
https://i.imgur.com/etAY9kB.jpg
謝罪文
https://i.imgur.com/DpqBmdz.jpg