>>53
教科書通りの商行為です。
自動車ディーラーは特定メーカの専属車両販売もしますが、基本的にはメーカに関係ない独立販社です。
なので専属メーカ以外の整備や車検、買い取りや廃車も受けますし破損修理も可能(外注だが)
で、多角経営というか保険代理店業務も特定損保と契約して営業しています。
なので保険の取り扱いは顧客に限らず、メーカに限らず何人も差別なく任意や自賠責の保険契約を受けます。
今回のケースは、アナタの別メーカ新車も従来通り、もしくは新規であっても任意保険を
取り扱えますよって事だね。
もちろん1案件に利益はありますね。
保険代理店専業で生活をしてる代理店も多く、顧客の元に足を運んで契約や更新をしていても
採算が取れますから、ディーラで座ってるだけで多数の販売顧客から新規契約や継続を受けられる
のですから1案件アタリの収益率は専業代理店より良いくらいでしょ。
絶対数は専業代理店のほうが多いでしょうけど。

で彼らの教科書的な営業にたいしてのメリットですが。
アナタは多かれ少なかれ将来クルマは買い換えるわけです。
そこで、1年更新で付き合いを継続できるなら1年に一回は雑談や新車のアピールができ
次回買い換えには最短距離で営業を継続でき、なおかつ保険手数料も入る。
そして事故情報として、アナタが大きな事故や車両は損した情報も最速入手できますから
修理相談(他人のふんどしや車両保険の保険修理は自腹に比較しそこそこ儲かる)もあるし
車両買い換えのタイミングと事故は大きな関連性があります。
つまり営業マンは徹底してアナタに沿うような形で利益を得ながら最新の情報提供と
最新の情報収集をできるのですから願ってもないことなんです。
小さな積み重ねを3650件しておけば1人の客が10年に1回クルマを買い換えても
1日1台クルマが売れていくわけです。