メールで知人男性を脅したとして神奈川県警神奈川署は16日、脅迫の疑いで、元プロボクサーで無職、保住直孝容疑者(46)=横浜市中区松影町=を逮捕した。「脅迫はしてないがメールを送ったことは間違いない」と供述している。

逮捕容疑は、昨年10月9日から今年2月6日までの間、知人の男性会社役員(56)ら2人に、スマートフォンを使って「お前ら雑魚どもを家族もろとも拷問かけながら殺させるように仕向ける」などの内容のメールを計5件送り付け、脅迫したとしている。

同署によると、保住容疑者は日本ミドル級王座を獲得したことのある元プロボクサーで、被害者の男性とはボクシング時代の先輩後輩の関係。男性は約10年前からたびたび保住容疑者から脅迫の被害に遭っており、平成30年ごろから現在までの間に送られてきたメールは約700〜800件に達するという。男性は脅迫を受ける理由が分からないと説明しているといい、同署は動機などについて調べを進める方針。
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