どんなに実績を積もうとも、辰吉選手の試合のような熱狂は生み出せないですね。
ボクサーとしての実績では勝てても、プロとしての存在力では到底適わないです。
計算してやれるのなら僕もマネをしたいくらいですが、
あれは彼自身の強烈なパーソナリティーが生み出すものであり、
そういう次元のものではないんですよ。
尊敬している・目標にしたい・真似したいとかいう存在ではなく、
彼自身が90年代以降のすべての日本人ボクサーにとってのアイコンなんです。