http://www.sanspo.com/sports/news/20170511/box17051111300002-n1.html

2023年から4年間実施される国民体育大会で、毎年実施されたボクシングとクレー射撃が、銃剣道とトライアスロンとの入れ替わりで隔年実施に降格することになった。
「マイナー競技」との烙印(らくいん)を押されたも同然。その一因が競技人口にある。日本ボクシング連盟の登録者数は約5000人で、国体参加を希望する団体でも最下位に近い数だという。
劇的な選手増がなければ、毎年開催への復帰はかなり厳しい状況にある。

 プロも同様だ。日本ボクシングコミッションによると、ボクサーライセンス保持者は04年の3630人をピークに下降線をたどり、昨年は2306人。
プロテスト受験者は03年の1602人から昨年は620人に減少した。現時点で回復の兆しはなく、事態は深刻といえる。