試合から50年後
一歩は実家の釣り船屋を継いでいた
釣り船とは別に屋形船にも着手したのが大ヒットし夏場は予約が殺到
名物は一歩が面白おかしく話すボクサー時代の武勇伝だ
一歩「千堂さ猛獣のようにおっかなかったダニ。」
客「ジイさんのホラ話はいつ聞いても面白えや!
こんなショボいジジイが強い訳ねえもんなぁ!」
一歩「まだまだ若いモンには負けないダニよ。」
板垣「先輩、もう今日はこの辺にしましょうか。」
客「このジジイのコンビはいつ見ても面白えw」
従業員の板垣が上手く機転を利かせて一歩の暴走を止めるのもウケが良い
最早客に一歩の現役時代を知る者はいない
認知症の老人が妄言を吐いていると思われているのだ

はじめの一歩 完