心肺機能を高めると、酸素供給量が高まる。
激しく体を動かしている最中でも
「冷静な思考」「視野の広さ」
など、脳の機能維持が出来る。

サンドバッグを打ち続けるなどの運動は、競技に必要な筋持久力を高めることは出来るが、
肝心の酸素供給元を鍛えることにはあまり寄与しない。

トレーニングはトータルで考えるのが望ましく、長距離走と合わせてやることで、他のトレーニング効果も高まる。
海外の一流選手の場合、トレッドミルによるランニングや、足の負担を減らして心肺のみを効率的に鍛えるために、
低酸素状態でのトレッドミルを行っている。

減量が必要な軽量級なら、普段のボクシングトレーニング+筋トレ週2+10km以上のラン週4〜5日(4ラン1休、3ラン1休)
を行うのが効率が良いと言われるが、あくまで一般論であり、本人が実際に試して効果を見ながら距離と量を調節したほうがいい。