何故ボクシングはUFCに追い抜かれたのか。みんなで語り合いましょう!


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UFCビジネスレビュー【PPV事業が大復活】


レスリングオブザーバー8月31日号が、UFCの今年7月末までの事業成績を昨年同期と比べて分析している。

(1)PPV売上:2015年、これまでにUFCはPPVイベントを9大会実施、合計売上件数4,870,000件、大会平均541,000件。2014年の同時期には全7大会、2,095,000件、大会平均299,000件。
PPV事業は今年大きく好転した。今年は去年に比べれば負傷欠場が少なかったこと、去年はアンデウソンとGSPを失った年だったが、今年はロンダとマクレガーが登場した年となったことなどが原因としてあげられる。

(2)なお、オブザーバーによる今年この後のPPV売上予測は次の通り。「ジョンソン vs ダドソン」125,000件、「コーミエ vs グスタフソン」300,000件、「ローラー vs コンジット」250,000件
「アルド vs マクレガー」100万件。これらの予想を、上記実績に加算すると、2015年のPPV売上件数は6,545,000件、大会平均503,000件。ちなみに昨年通年のPPV売上件数は3,190,000件、大会平均266,600件。

(3)北米で行われたPPV大会の観客動員数は、昨年が平均13,138人、今年は平均14,828人(12%増)。ゲート収入は昨年が平均219万ドル、今年が平均282万ドル(29%増)。

(4)米国でFox Sports 1で放送されるPPVプレリミナリーファイトの視聴者数は、昨年が平均865,000人、今年が平均1,067,000人(23%増)

(5)米国で地上波FOXで放送された大会中継の視聴者数は、昨年が平均2,730,000人、今年が平均2,850,000人(4%増)

(6)米国でFox Sports 1で放送されるFight Night大会の視聴者数は、昨年が平均864,000人、今年が平均1,073,000人(16%増)

ただしオブザーバーは、PPVのめざましい好転以外のデータは、ロンダ効果、マクレガー効果を取り除くと、昨年比ほとんど横ばいになると分析している。
なお、Fox Sports 1のUFC中継視聴者の平均年齢は40歳で、主要スポーツの中ではもっとも若いのだそうだ。視聴者の平均年収は60,500ドル、米国の世帯平均52,000ドルよりも高い。