「見ている側は確かに面白い。だが、不思議に思うことがある。長い目で見れば、このように全員を殺すような走りは最善の戦術ではない。

チームやライダーの友好関係を保ちたいだろうし、体力的にもそのほうがいい。

今、彼のチームメイトは、ポガチャルがこのレースで勝てるように、死に物狂いで走っている。何人かは2週間、そこから回復しなければならない。」



さらに、ヨハン・ブリュイネルは続ける。

「2月の勝利は、何の価値もないだ。7月が重要になる。このような熱狂的なライダーがいることは素晴らしいことだが、サポートカーではそれを抑えなければならないと思う。

そこは、計算された冷静さが必要なんだ。でも、今、私が思うに、そこには情熱もある。それが、ポガチャルの中で自分を見せたいという気持ちをさらに強くしているんだ。」



あくまで、チームの管理側からの意見として話している。確かに、タデイ・ポガチャルが好調なのはよいけれども、周りのアシストの疲労も考えないといけないということだ。