実にいい眺めだ。
子供の負け惜しみにしか見えん。



自転車の流行の歴史を見ると、
変な自転車、変な使い方が流行るものの、歳月と共に次第にベストな形態に落ち着いた。
だいぶ昔、ロードがブームになり、おしゃれな乗り物として流行った。
数年後にMTBが大流行し、都会の移動にブロックタイヤ・ワイドギアが当たり前の時代があった。
それもなくなり、クロスバイクという都市生活に最適の自転車が普及するに至った。

ファッションで固定ギアに乗っていた連中は、
固定ギア(あえてピストとは呼ばない)はメッセンジャーが乗るから普段着(私服というのか?)で乗るものであり、ロードはピチパンでなければならないと考えていたふしがある。
別にロードに普段着で乗ってもいいじゃないか、という風潮が出来たので、この(主体性ない)連中もロードに乗るようになった。
街乗りするには、変速・フリーホイールが良いに決まっている。(わざわざ不便を楽しむ目的を除き)

ツーリングにおいては、
シクロクロスの競技車両をツーリング車に改造して使う人がちらほらいたが、反応がシャープすぎるとのことでグラベルロード・アドベンチャーロードが使われ始めた。
グラベルロード・アドベンチャーロードのユーザーにも、本当はランドナー・スポルティーフが適している層がいると俺は読んでいる。
10年20年後のその層は、ランドナー・スポルティーフに乗るような気がする。
懐古趣味のランドナー・スポルティーフではなく、ランドナー・スポルティーフならではの機能・走行性を備えたという意味でね。