>>127
仕事柄、自動車関係者の集まりであるとか、モーターサイクル関係の人と会う機会が多いのですが、
ここで、面白いのが、「エンジン付の乗り物に乗る人が見せる自転車への蔑視」です。
まあ、だいたいパーティーなどでは、
「あ〜チャリンコですか、こうやってこいでゆくわけですね。たいへんですね。
夏はクーラーないし、冬は寒いし、上り坂はきついし。
僕も小中学校の時はよく乗りましたが、最近は乗りませんね〜。バイクになって、車になって、もうまったく乗りませんね。
大人になってもどこまで行くにも自転車なんて方は珍しいですね」
というようなことを言われます。つまりこういう発言の裏には、
「自転車などは小中学校のこどもの乗るもの。
そんなものは自分はとうに卒業した。エンジン付に移行せず、あいかわらず自転車をやっているあなたはそうとうな変わり者だ。」
ということですね。
しかし、私にとって自転車に乗るというのは、これはある意味、自分の全存在を投じている主義なのです。