http://www.sacra-cycling.com/columns/shoesstiffness

高剛性ソールだと踏み込んだ時にソールは変形せず、足裏がソールに合わせて変形します。
低剛性ソールだと踏み込んだ時にソールが変形して、足裏にソールがフィットします。
つまり低剛性ソールの方が足にフィットするんです。しかもソールは変形しても駆動角度ずれは
発生しませんので、エネルギーロスも他の部品に比べて最小となります。

ご存知の通り、一般にソール剛性と値段は以下の順で高くなっていきます。
・ナイロンソール (1万円程度)
・グラスファイバー&カーボンミックスソール (1〜2万円程度)
・カーボンソール (3〜5万円程度)

ナイロンソールは低剛性で足にフィットし、値段も安いメリットがあり、モデルによってはカーボンシューズ並みに軽量だったりしてお得です。
実際にカーボンソールからナイロンソールに変えて実走してみましたが、適度に柔らかいのにロス感はほとんど感じませんでした。
剛性を調整するなら、ロスが大きいフレームにしなりを求めるのではなく、シューズを変えてみてはいかがでしょうか?