イヴの夜 ひとりタマサイをひた走る
汗冷えが少し怖くて 休むことすらままならない
雪のサイクリングドーロ

日が沈むころには はるか彼方に富士が紅く染まっていたのに
今はもう ただひたすら 漆黒の世界
心だけ から回りする 白いシングルスピード