ロードバイク一辺倒の風潮はおかしい
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『ジャスト・ライド』の文章より抽出。
1.どんな気分、服装、天気だろうと、それに合わせてクローゼットの中にあるさりげないシューズを何でも履くことができる。
わざわざ「サイクリング・シューズ」を探さなくていいのだ。
2.筋力は長く持続するものだ。ペダルの上の足を動かすことで、わずかであっても異なる筋肉に負荷が変わり、分散される。
3.停止信号で楽に乗り降りできる。ペダルを外そうとして体をねじったり、戻そうとしてやきもきすることはない。
以上の文章から、グラントはビンディングペダルやトークリップを否定している。
競技(レース)をやるわけではないのだから、フラットペダルが一番いい!私も同意見であるし、走行中に母指球ペダリングから土踏まずペダリングへと自由に変えられるのもフラットペダルが良い理由になっている。
アンレーサーは足をペダルに固定するべからず!
シマノのSPDは商売戦略でしかない。コマーシャルに騙されるな! この本で僕が主に目指すのは、バイクレースがバイクや装備、心構えなどにもたらす悪しき影響を指摘し、それを改めることだ。」
(グラント・ピーターセン)
私の知人であり、リーヴェンデールの創立者であるグラント・ピーターセンが書いた『ジャスト・ライド』という本の始まりの文章だ。
この文章から、「やはりグラントも自分と同じことを考えていたか。」ということがよくわかる。
日本のスポーツ車の99%が競技用マシンである。そのマシンに素人が乗るんだから危険極まりないのである。
彼は、サイクリストをレーサーかアンレーサーかで区分する。グラントは自分のことをアンレーサーだと言っている。
私もアンレーサーであり、自転車は競技用マシンではない。
あえて言えば、「自転車は旅の道具であり、手段である。」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています