「設計の良し悪し」ではなく「ブランド」をくそニワカども

オーダーメイドが当たり前の時代があった。
寸法、パイプや細部工作を指定して自分にピッタリ合った自転車を作るのは
特別なことではなく割と普通のことだった。
しかし日本で自転車製造が行われなくなり台湾製のマスプロ完成車ばかりになって
近年のロードバイク人気に高まりと共に、自転車を買う行為は高級ブランドの服を買う
のと同じ感覚になった。
ツールで人気選手が乗っているというだけで買う自転車音痴のアホが増えた。

月刊サイクロスポーツ2018年4月号
『自転車文化の衰退史』