数年前、A・リッチー、英国王立交通博物館のアリステアらと話しているとき、ボブが
「一番乗っていて爽快なのは28インチだ」と言う話になりました。誰一人反論するものはいませんでした。私もそう思います。
私は自転車の車輪サイズは、自分が無理なく乗れる一番大きいサイズにするべきだ、と考えています。
見ているとどういう自転車に乗るかは「宗教」のような様相がある気がしてならないのです。
ひとつの主義に囚われて、ただ一種類の自転車に身を捧げるのは、一生の不幸です。
ある人はレーサーだけ、ある人は小径車だけ。