>>265
まあ、これを見ていてふと思ったのですが、どこかで見たようなハンドルが付いているな、という印象。
また、どこかで見たようなバッグサポーターが付いているな、という印象。
一瞬、なんだ、このハンドルは私が数年前やった「猫印ハンドル」の写しじゃないか?と思いました。
見ると「ジャック・ラウターワッサー」型のハンドルと書いてある。しかしジャックの本物とは基本的部分が違う。
「その名はおかしいな」と思いました。
なぜなら、ジャックの使っていた残っているすべてのオリジナルハンドルの3本はジャック本人からもらって私の家にある。
誰の許可を得て?と言う感じです。私のハンドルを貸し出した覚えはありません。見よう見真似だったのか?

このRALEIGHのフレームサイズに乗れる人の身長で、このシャロー・ドロップ・ハンドルで、いったいどうやって
適正なライデイング・ポジションをとるのか?
普通のドロップハンドルよりはるかに突き出し量が大きいこのハンドルで、このような長いステムにして、まともに
走れる人がいるのか?私には大いなる謎です。
このフレームサイズとアングルの自転車に、こういうハンドルを付けた人は、
「ハイスピード・ライデイング時の上半身姿勢」と「このハンドルがどういうフレーム設計の自転車に使われていたか」
の2つをよく理解していなかったように思えます。
実際このカタログの写真でも、パツと見にも、まるで「大人車にこども用のハンドルを入れたようにぶざま」に見えます。
「戦前の英国自転車の美のプロポーションがまったく理解されていない」。
これを「ラウターワーサー・ハンドル」と言われたのではジャックも浮かばれない。
またこのハンドルに60mm以上の長いステムを入れると、ステアリング性能はきわめて劣悪になります(テスト済み)。