これまでの、私がゼンザブロニカS2の6x6フォーマットを駆使するため、
カメラをステム中心の上部に固定しながら、高速走行での撮影が如何に難しいか
ご理解いただけたと思います。
当時は手元変速ではなくダウンチューブにシフトレバーがあります。

下り高速では、片手でブレーキかけ片手のトルクだけで進路調整し、
別の手でゼンザブロニカのシャッターを切るのです。まさに生死をかけた撮影技法でした。

爆走しながら進路の前方を見ながら同時に、ウェストレベルのファインダーをMFマニュアルフォーカスを調整。

つまり短い間にブレーキング、ハンドリング、シャッターチャージ、シフトレバー操作、前方確認、
ウェストレベル確認、マニュアルフォーカス、シャッター切る。ブレーキング(繰り返し・・・)

現代のひ弱な、ピチピチパンツがアイデンティティーのロードバイク乗りには出来ない芸当でしょうね