迷惑なチャリ乗り達
交通量の多い道を真昼間に走るなよな

20日午後1時50分ごろ、東京都江東区扇橋の都道で、都営の路線バスが自転車に接触した。
バスが急停車した際に乗客が転倒するなどし、3〜87歳の男女10人がひざや顔をぶつけるなどして病院に搬送されたという。
自転車の20代の男性にけがはなかった。

警視庁深川署によると、現場は片側2車線の直線道路。
左前方を走っていた自転車が急に止まり、後ろから近づいていたバスが急ブレーキをかけたが、接触してしまったという。

自転車の男性は「車道から歩道に上がるために止まった」と話しているという。
同署が詳しい事故原因を調べている。

都交通局によると、バスは近くのバス停に止まるため、時速15キロ程度で走行していた。
搬送された乗客のうち、80代の女性が左足の骨を折る重傷の模様で、残る9人は軽傷という。

都交通局は「自転車が走っている場合は特に配慮するよう普段から指導しているが、今後このようなことがないよう改めて指導徹底したい」としている。