・フリクション式のレバーにクラッチ機構的なものを取り入れて、多段変速を実現させている。

・極端な話、12速のギアを9速とかのディレイラーでも引くことができるようになる。

・ワイヤーのテンションを相殺するキャンセルスプリングというものが中に入っていて、変速が軽い。
フリクションシステムだけだとめっちゃ重いぞ、と。
 変速の軽さは今存在する機械式だと一番軽いんじゃないかな!と自信ありな様子でした。

・ブラケットは自転車の団体へ発表する際に必要だったので急造したもの(自転車産業振興協会だったかな)。
 アルミの3Dプリントをしてから、開発者さんが頑張って削りだしを行った。
 製品版は軽いし、形状も違うことになっているはず。小さくしないとですね。と。


・レバーは分離させます。
 このコンセプトモデルの展示物は変速レバーを倒すと反対側に飛び出てしまうけど、これは製品版ではなくしたい。

・パテント取得済み。

・可能ならば、将来的にブレーキレバーとかブラケット部分の形状をコンポーネント化してユーザーが形を選べるようにしたい。
ブレーキレバーの形状とか、ブラケットがシマノのようにまっすぐがいいか、カンパのように突き出ているのがいいのかはユーザーの好みにもよるし、好みに合うレバーを作りたい。

・販売できるのはまだ先になりそう。
来年は動くものを見せられると思うよ!