中学生の頃ですまん。

俺 龍郷小出身
他は違う

俺とイチローって奴で階段付近で座ってたんです。
すると廊下の奥から隣人13号のような顔をしたもっつが、おーいっち走ってくる。
どうしたわけー?っち俺ら。

はぁはぁ…。肩で息をするもっつ。口を開く。

お前ら、『V』出来るなん?

はぁ?

持永さん、何を言ってるのかバカな僕たちには全く分からないので分かりやすく説明してもらえるかな?と俺。

それはいけませんね〜w
と、もっつ。
ここですでに俺らは笑いを堪えるのに必死…。

ニコニコしながらもっつは壁に手を着くと、壁に手を着いたままジャンプ!高い!!
そして空中で水平になったまま脚パカァ!
『ッッVィ!!!』

…スタッ…。

イチローがやってみる。
『V!』
手が壁から離れてしまい、腹からドタァッ!
ウググ…とイチロー悶絶。
次は俺の番。同じ轍は踏まない…!
『V!……!』
やはり、手が壁から離れてしまう!!
そして腹からドーン!!!

ウグゥ…

『おやおや、これはいけませんねぇ…w』
ともっつ、ニコニコ壁に手を着き
『ッッVィ!!』
するとぷるんと壁から離れていき階段に落下。ズダンダンダーン!
踊り場で、キャアアアア!!!!と高い声で叫び転がるもっつ。

俺とイチローは苦しいのにクソ笑かされて息が全くできず、訳の分からん遊びにより3人は涙を流しながらころげる羽目になった。
因みにもっつは手の骨が折れていた。